こんにちは。
今日６月２０日は１９６３年に観光基本法が制定された日だそうです。
日本も現在ではアジア３位の観光大国ですね。

昨今、世界的にオーバーツーリズムが課題として提唱されています。コロナ渦により国際観光需要は蒸発してしまいましたが、クロアチアのドブロブニクやオランダのアムステルダムでは、かねてから観光客の過度の集中が問題として叫ばれていました。

京都も同様です。せっかく観光に来たのに十分に満喫できなかった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在、コロナ渦によりあらゆる資本の供給が過少となっています。この状態で元のように観光需要が復活したらどうなるのでしょうか。第一義的には、市場メカニズムが働き様々な価格が上昇することで需要を抑える事が期待できますが、本来的に広義における観光資源は、市場原理が働かない純粋公共財です。したがって、市場の失敗は避けられないことになります。また、市場メカニズムが働く場においても、遊休資本が多く存在することは今後の予測をするうえで検討を要するでしょう。

とはいえ、我々市民も１日でも早く賑やかな日々に戻ってほしいと願うばかりです。
この先暫くは観光客が少ない時期が続くと思われます。是非この機会に古の都を訪れてはいかがでしょうか。皆様のご予約をお待ちしております。