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沖縄かりゆしリゾートEXES恩納(エグゼス恩納)のお知らせ・ブログ
沖縄全島エイサーまつり
更新 : 2011/8/25 10:18
沖縄の伝統芸能といえば「エイサー」。
エイサーとは、各地域の青年が中心となり、大太鼓や締太鼓、また踊り手が
三線の音に合わせて、沖縄の旧盆時期に各地域を踊りながら練り歩きます。
中でも本島中部地区の沖縄市はエイサーの町として知られております。
沖縄最大のエイサーイベント「沖縄全島エイサーまつり」に、祭り最終日の
21日に足を運んで参りました。
沖縄全島エイサーまつりは、今年で第56回目となります。
今では、優勝者などは決めず、地域それぞれのエイサーの魅力や特色を感
じて頂く為に、“演舞”といった形で祭りが開催されております。
今年は人気歌手のHYが琉球國祭太鼓と共演をするという事もあり、多くの
来場者で会場は賑わいを見せておりました。
私にとっては、子供の時から馴染みのある“お祭り”でございますが、この
全島エイサーは、多くの団体が出場し、それぞれ個性豊かな演舞を披露致します。
空手の組を取り入れたエイサーや、農作物の収穫の動作を取り入れたエイサ
ー、また大太鼓や締太鼓は使わずパーランクー(手持ちの方張り太鼓)を使った
エイサー等、青年会や地域によって様々なエイサーの形がございます。
エイサーの踊り手の人数も地域によって異なり、少人数で列を揃えて魅せる
エイサーや、多人数で組になって動きのあるエイサーを踊る青年会もございます。
その中でも、やはり琉球國祭太鼓とHYの共演は、大迫力のエイサー演舞とHYの演奏が見事に重なり合い、会場全体が一体感に包まれておりました。
昔ながらの伝統を受け継ぎ、新しい型を取り入れ、それぞれの地域の特色が
あり、見ている人が自然と胸を打たれるエイサー、そしてこのエイサーまつり
の最後には、会場全体でカチャーシーを踊ります。
カチャーシーは、沖縄での“喜びの踊り”でございます。
結婚式やお祝いの席などで、全員で喜びを“カチャーシー”という踊りで表現致します。
21日は会場に14万人の方がいらっしゃいましたが、地元の方・観光でいらっ
しゃっている方関係なく、三線と民謡が流れ始めると、自然と体が動いておりました。
そしてフィナーレの時。夏の夜空に大輪の花のような打ち上げ花火。
真っ暗な夜空にキラキラ輝く花火を見るだけで勇気がもらえます。
毎年、旧盆の日に開催される沖縄全島エイサーまつり。
是非来年度は沖縄のエイサーを体感してみてはいかがでしょうか。
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