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メルキュール京都宮津リゾート&スパのお知らせ・ブログ
幻の?電車「タンゴ悠遊号」…乗り心地はいかが?
更新 : 2008/8/27 12:47
先日のブログで紹介しました、KTR(北近畿タンゴ鉄道)に
一編成しかないという、激レア電車「タンゴ悠遊号」。
何とこのたび、乗車の機会に恵まれましたので
思わず乗ってしまいました!
今回は、その際の様子をお伝えさせて頂きます♪
<写真上>
8月23日の京都新聞によると、KTRの7月18日〜8月17日の
利用実績が昨年比4.2%増とのこと。ガソリン代高騰の影響や
天候が良い日が多かったこと、宮福線開業20周年などと
追い風はありましたが、誠に喜ばしいことです。
特に、景色を楽しめる、この「タンゴ悠遊号」や、
他、「タンゴ浪漫号」は好調で前年比2.7倍だそうです。
ひと頃、地方ローカル線の救世主として
全国あちこちに出来た第三セクターも利用者減、
補助金カットで廃止に追い込まれる中、我がKTRは、
自前の特急を走らせたり、景色を楽しむ
企画列車を走らせたり健闘しています。
是非、乗らずにおられぬ線です。
<写真左下>
8月24日、毎週土日のみ運行している
「タンゴ悠遊号」で、宮津から丹後神崎まで乗車しました。
写真は、700系車内、新幹線の廃材を利用した転換クロスシートです。
下り2本、上り3本西舞鶴-天橋立間を運行、14時18分発の
「タンゴ悠遊4号」は、ローカル列車にも使われる700系です。
因みに、外観のカラフルなデザインは、デザインコンペで最優秀賞の
東京町田市の大西さんの作で、「丹後夢列車」というのだそうです。
タンゴ悠遊号には、この他特急用8000系が使われていますが、
眺望を楽しむなら、運転席が半室タイプで、前に立てば
運転手の気分が味わえる700系がおすすめ♪
<写真右下>
栗田駅を出ると上り勾配にエンジンを震わせ、
国道をオーバークロスでくぐるとひときわ高い位置に線路が出ます。
乗客は左窓へ吸い寄席らせられます。
いくつかの短いトンネルを通り、一旦停車します。
写真は、栗田-丹後由良間・天然記念物
オオミズナギドリの繁殖地「冠島」が見える奈具海岸です。
この後、丹後由良、552Mの鉄橋を渡り
丹後神崎まで行き、下り快速「タンゴ浪漫号」で帰りました♪
今度は下りの乗車日記もお伝えしたいと思いますので
次回をお楽しみにお待ち頂ければと思います。
島田通信員