宿番号:392226
メルキュール京都宮津リゾート&スパのお知らせ・ブログ
歩いて楽しむ宮津の街中探訪記(11)
更新 : 2008/12/25 10:59
皆様こんにちは、案内役の雅良生です♪
前回に引き続いて、新浜通りを
そぞろ歩きしてみましょう。
新浜を写した昭和のはじめごろの写真を見ると、
道いっぱいに人があふれて、すれ違う人の
袖が触れ合う様子が見てとれます。
新浜の出入り口には道をさえぎるように、
大きな柳の木がありました。
それは「見返りの柳」といって、
ここまで手をつないできた男女は嫌が応でも、
手をはなさずにはいられない…というものだったそうです。
中には別れるに別れられずに、情死を遂げた
アベックもいたとか…。
かつて新浜にあった検番の支配人は、元警察の
OBだったそうですから、危険を察知して
情死を止めたことも一再でなかったようです。
花街を舞台にしたミステリーならば、検番は
登場させるべきだと思うのですが、実際に
検番を登場させた作家は、オランダの外交官で
駐日大使もつとめたヒューリックだけのようです。