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愛染明王像のご開帳
更新 : 2011/10/23 19:08
日置の交差点を右に折れ、宮津カントリーへ行く途中に
真言宗秘密山金剛心院があります。
寺伝に寄れば、創建は平安時代にさかのぼり、
宝光寿院と言われていました。
鎌倉時代の末期、後宇多天皇が出家した時、側妃千手姫も出家して
この地で法皇の安穏を祈願していることを知り、
贈ったのがご本尊の愛染明王坐像です。
42年ぶりのご開帳の最終日に行ってきました。
想像していたよりやさしいい表情で、ご住職によると御所風だそうです。
内陣の欄間には菊の紋章があります。
寺宝は、たくさんあり、なかでも六波羅探題、足利高氏の制札もあり、
戦乱の世を保護されて生きぬいた歴史ある寺社です。
秋の日に、のんびり田舎のお寺をめぐるにはちょうどよいかと思います。
愛染明王像のご開帳は、100年後だそうですが、
「愛染さんが、そんなこと言うなよ!」と
言われれば、ご開帳するとご住職が言っていました。
場所 宮津市日置 ホテルより車で40分
島田通信員