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天橋立の守り神
更新 : 2011/11/7 10:59
写真は天橋立の上にかぶさる白い雲です。天橋立の縁起文学の一つに「九世度縁起」があります。九世度とは神代七代にアマテラスとアメノオシホミミの二代を加えて、九代の神々が天橋立を守ってくれているとする伝承です。アマノオシホミミは、中世神話では、白い美しい竜とされています。天橋立では、確かに白い竜のような白い雲が松林を覆い、時にはとぐろを巻いて天橋立神社の真上にとどまっていたりします。アメノオシホミミのアメは天孫族の神統譜に掲載されている神であることをあらわします。またミミは揚子江以南のベトナムに至る地方の王の称号をもつ者であることを意味します。オシは兄貴という意味の呼び名で、総合すると「天孫族の系図に載っている中国の最南部の王の称号を持つホー兄貴」となります。
雅良生