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宮津が舞台のドラマ その1 女の決闘
更新 : 2012/11/17 23:44
今回から5回に分けて、宮津が舞台のドラマと題して、新派、宝塚、1人芝居、講談、映画にとりあげられた宮津をご紹介します。新派十八番のひとつ「女の決闘」は、丹後の宮津で生まれ育った親友でありかつライバルの2人の少女がたがいを思いやる気持ちから誤解が生じ絶交して50年後に再会して和解するという物語です。新派では水谷八重子と山田五十鈴の共演が実現した舞台が最も有名です。この話は冒頭の再会のシーンさえのぞけば21世紀の現在でも受けいれられると思います。なにしろ美少女2人のライバル関係と戦争をはさんだ、波乱万丈の人生が繰り広げられるのですから面白くないはずがありません。だから最初のシーンだけ大阪国際空港でのハプニングにかえたらどうかと思います。戦後の中国で製薬会社を創業し成功したかつての美少女が帰国したところ、手違いで身元引受人が現れないところから、入国管理官に中国に追い返されそうになります。それを見かねた老婦人が身元引受人として名乗りをあげるのですが…写真は朝日に染まる丹後半島をバックにした天橋立です。
雅良生
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