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宮津が舞台のドラマ その2 安寿と厨子王
更新 : 2012/11/25 0:24
語りものやスピンオフ作品、模倣作もあわせたら、宮津を舞台にしたドラマで「安寿と厨子王」ほど上演回数の多いものは他にありません。最近では中島みゆきの1人芝居定期公演の「夜会」でとりあげられて話題になりました。江戸時代には近松門左衛門の諸作品の中で作者の存命中に最も上演回数が多かった「念仏往生記」が「安寿と厨子王」のスピンオフ作品です。模倣作の代表としては、「新世紀エヴァンゲリオン第6話」があげられます。「あなたは、私が守るから」と言い放って、シンジを守って使徒の火に焼かれるレイは厨子王を無事逃がすために恐ろしい拷問と死が待ち受ける山椒大夫の屋敷に戻る安寿の姿と重なります。写真は由良にある「安寿と厨子王公園」の姉弟のブロンズ像です
雅良生