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宮津が舞台のドラマ その3 講談・岩見重太郎
更新 : 2012/11/26 0:05
講談・岩見重太郎は全編で200回にも及ぶ大長編です。台湾の布袋戯(人形劇)にも同様のシナリオのドラマがあり、東アジア全域でTV放送されています。
3人の暴漢に父を殺された岩見重太郎は仇を求めて諸国を遍歴する旅に出ます。途中で生き別れの妹と出会いますがすぐに自殺されてしまい、重太郎は慟哭しながら旅を続けます。ようやく丹後の宮津で3人の仇を見つけますが、3人を匿う宮津のバカ殿は決闘の場である天橋立に多くの家来をさしむけ、重太郎を殺害しようと謀ります。
「待て、待て、まてー」絶対絶命のピンチの場面で颯爽と現れたのは、大阪夏の陣で死んだはずの後藤又兵衛と塙団エ門、そして豪将・真田幸村と十勇士の面々でした。頼もしい加勢を得て、重太郎は首尾よく仇を討つことができました。しかし、宮津のバカ殿は、激昂して重太郎に討っ手を差し向けます。今度は追われる身となった重太郎は旅から旅へとおちてゆくのでした。写真は天橋立の松林の中にある、「岩見重太郎敵討ちの場」のレリーフです。 雅良生