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浦添城跡(ようどれ)
更新 : 2010/8/21 12:54
皆様、お元気でしょうか?8月の沖縄は天気が良く、沖縄で開催されていた高校総体もいよいよ閉会でございます。
さて、話は変わりまして皆様は首里城はもう御存知かとは思いますが、浦添市にある浦添グスク(城)は御存知でしょうか?
首里城以前の中山王城として知られている、浦添城跡(ようどれ)について、お話いたしましょう!!発掘調査から十四世紀頃の浦添グスクは、高麗系瓦ぶきの正殿を中心に、堀や石積み城壁で囲まれた巨大なグスクで、周辺には王陵・寺院・大きな池・有力者の屋敷・集落などがあったと考えられていたようで、のちの王都首里の原形がここでできあがっていたようです。
王都が首里に移された後、浦添グスクは荒廃しますが、一五二四年頃から一六〇九年の薩摩藩の侵攻までは浦添家の居館となりました。
沖縄戦では、日米両軍の激しい戦闘により、戦前まで残っていた城壁も大部分が破壊されましたが、これまでの発掘調査によって、石積み城壁に基礎や、敷石遺構、建物跡などが良好に残っていることが確認されています。浦添市では現在、史跡浦添城跡復元事業を進めているところです。
また、すぐお隣には浦添グスク・ようどれ館もありますよ。浦添城跡について映像や出土遺物を使って説明しておりわかりやすく学ぶことができます。見学前に立ち寄ることをおすすめ致します。
浦添グスク・ようどれ館
入場料:大人(高校生以上)100円・子供(小・中学生)50円
営業時間:09:00〜17:00
定休日:月曜日・12月28日〜1月3日
電話:098-874-9345