宿番号:396009
いぶし銀の美しさ、日本の侘び寂び、越前竹人形
更新 : 2008/6/18 16:42
映画・舞台・小説の題材ともなった、有名な越前竹人形。
その工房が隣町の丸岡にあります。
【越前竹人形の里】
工房は、職人が、熟練?神業?としか言いようが無いほど繊細で優しい「仕事」をしているのが肌で伝わってき、また、工房横の展示室は、竹の香りに包まれながら極められた芸術作品を鑑賞することが出来ます。
私が、越前竹人形と聞いて思い浮かぶのが、水上勉の小説「越前竹人形」、悲しく、そして生々しく、日本人でしか理解することが難しいであろう情景に溢れた作品です。
日本を代表する女優さんが主演された映画が一般的かもしれませんが、先日あわら市で上演された「浄瑠璃・朗読」が私にとっての最高のものでした。
「浄瑠璃・朗読」は頻繁に公演されてはいないのが残念ですが、お客様には、1度、竹人形の里、そして、若狭の「水上勉・若州一滴文庫」を訪ねていただきたいです。
【ネット担当】