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  • くず餅は江戸の味

    更新 : 2022/1/29 21:47

    皆様こんにちは。
    いつも京急EXイン京急川崎駅前のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

    前回の投稿にて川崎大師へ行ったということをお話ししましたが、
    今回も引き続きそれにまつわるお話です。


    川崎大師といったらやっぱり厄除け!
    お参りもして厄除けもして御守りも買って、心身ともに清められちゃった!
    もう煩悩のひとつもありません!!

    …というような方であっても、逆らえないのはくず餅の魅力。
    あの純和風な嫌味のない甘さは、江戸の時代から人を惹きつけて止みません。
    (くず餅を食べることが煩悩と言うのではありませんが…)


    そう、川崎大師はくず餅を名物としております。

    お参りをすませた後、境内を外に出て、店の立ち並ぶ通りを行けば、目に入る看板はくず餅ばかり。(あとせき止め飴)
    自然口の中は甘くなって、参りましたと思った頃には、きっと皆様もくず餅屋さんに入店していることでしょう。


    私は先日川崎大師へお参りに行ったのですが、帰りにはやはり類に漏れずくず餅を食べてきました。
    くず餅くず餅ってみんな言うけど、いったいくず餅ってなんですやろ
    と思っていた私、記憶を辿っても過去に食べたことはないようで。

    上の写真がくず餅です。

    黒蜜に浮かぶ明るい色のきな粉が金を思わせる上品な風貌。
    食べればしつこくない蜜の甘さが五臓六腑に染み入る日本の味。

    これを言うとどうやら胡散臭いようですが、
    甘いものが得意でない私が、すぐに食べ終えてしまうような、そんな美味しい食べ物でした。

    私の行ったのは、瓦造りの屋根に引き戸の、趣のある店構え「住吉屋総本店」さんというところ。
    駅から川崎大師まで表参道を真っ直ぐ行った通り沿いにありますので、皆様もお茶の時間に立ち寄って、参拝に味を添えてみてはいかがでしょうか。


    ちなみに、くず餅は、芥川龍之介や永井荷風ら明治の文豪も好んで食べたお菓子であるそうです。
    そう思えば、くず餅の素朴な味に歴史を感じるような気が致します。

    明治を生きた利発な芸術家の彼らが、この甘味を食べて一体何を思ったのか。
    それは現代を平穏に生きる私には到底わからないことで、まさに「藪の中」といったところでありましょうか…

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