皆様こんばんは。

近頃はめっきり春が迫ってきて、街行く人も心なし足取りが軽いような雰囲気、
少し前まではウィンドブレーカーに身を包んで震えながら原付に乗っていた私も、今では

ときにウィンドブレーカーってやつは実に大仰な名前だなあきっと名前を付けた人も面白半分でつけた名前がこんなに定着しちゃって恥ずかしい限りなんじゃないかしらそういえばウィンドブレーカーといえばジャンパーってのはなんでジャンパーなんだろうジャンパーとウィンドブレーカーとダウンってのは犬における柴犬チワワポメラニアンみたいなことなのかしら

などと余計なことを考えていられるので、きっと暖かくなったんだと思います。


暖かくなると活動的になるのはヒトも同じ。
私はここのところ出不精な身体に鞭打って、川崎駅周辺の喫茶店を幾つか回っております。
なので、心の向くままに、僭越ながら、「川崎喫茶店探訪記」をここに始めます。


私が今回訪れたのは、旧東海道を北東へ行った所、京急川崎駅から徒歩でおよそ6分の場所にある、「ブリーズ珈琲」さん。

慣れない英語を遣えば、コージーな、
あらゆる種類の珈琲豆に囲まれて良い匂いの店内は、
ちょい懐かしいJポップが流れていて、私はその気取り過ぎないところに
居心地の良さを見つけたりして、
肩肘張ったいいトコのサテンだとあったりしますが、なんだか厳かに静まっていて、碌に会話ができない、
ボクのちょっとした自慢話が、店内全員の方々に聞かれちゃってますけど
なんていう強張った感じは全然なく、
いいなあ、なんて思いながら、490円のブレンドを頼みました。

2、3回訪れただけで、「いつものですか」なあんて訊いてくれちゃいそうな温和そうなマスターの淹れる珈琲はまた美味しくて、
そして私は猫舌なものですから、下品にもズズズなんてやっちゃっても許してくれそうな他のお客さん方の温かい雰囲気が、カップに美味しさを加えまして、
非常に満足したひとときでした。

カウンターが5席くらい、奥にテーブルが幾つかありまして
（ちゃんと確認できずすみません）
混雑するとなかなか入る機会が難しそうですが、
朝10時から夜の10時までとロングな営業を展開しておりますので、
合間を見つけて、是非行かれてみてはいかがでしょうか。

ではまた次回まで。