皆様こんにちは。

舞い散る桜に背中を押され、人々が新たな生活を迎えた4月、
私の大好きなプロ野球は開幕して1週間を過ぎました。

我が日本ハム軍は新庄BIGBOSSを新指揮官に据え、希望に満ちたペナントレースを開始しましたが、
出だしはそう上手いこともいかず、開幕5連敗
私のはらわたは煮えくり返って、心の中の「日本ハム」が、「日本チャーシュー」になろうかというとき、
漸く１勝を果たしまして、
やはり勝利の味は格別です、それまで一生勝てないんじゃないかこの球団は
と思っていた気持ちを翻して
ああこんなに希望に満ちた球団は他にないと思わせてしまうのですから。

…………

そんな中またしても喫茶店探訪はやってきます。
今回も何卒お付き合いくださいませ。


探訪第3回目となります今回は「ピノキオ」さん。
国道15号線沿いに構えるこの純喫茶は、京急川崎駅から歩いて10分〜15分程。
駅からの若干の遠さは否めないものの、
お店の看板にも記載のあるように、それが反って昔情緒を演出している所以なのですから
いやはやニクいものです。

加えて、駅から「ピノキオ」さんへ行くにあたり
ちょっと路地に入って平和通り商店街なんてのを抜けていきますと、
石畳の道に低いお店が肩を並べ所狭しとひしめく
簡単に言えば
昭和レトロな
知らないけどきっと昔ってこんなカンジ
というような路地に気持ちもあてられ、喫茶へ入店する頃には
ソフト帽に外套の心持。


私が訪れたのは17時過ぎのちょうどお客さんの切れた頃合い、
店には私唯一人だけの貸切状態で、
お店のマスター並びにお母さん方も
夕食時の繁忙前、一時の安らぎを
まったりとTVに費やしている様子、
私もつられて、
中国の時代劇みたいなTVドラマを
訳も分からず一緒に観ておりました。

そうこの雰囲気！

高校時代の夏休み
することなさにアイス棒を舐めながら
見るともなく甲子園を見ているようなこの感じ！

知らず心も休まってしまうこの雰囲気は、
ここはアレか
草津か
というレトロ調の店内からのみならず、
お店の方々のアットホームな心遣いからも醸成されているのです。


珈琲のみに終わった今回
料理のほうも種類が豊富で、
私の好きなソテーたちも顔を揃えておりましたので、
また今度はそちらも堪能しに伺いたいと思います。


ではまた次回まで。