皆様こんにちは。

終わりゆく夏が人々の寂寥を誘う中、
皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

8月の暮といえば、
制服に身を包んだ学生諸君は、
今頃涙を流しながら宿題に追われていて、
反対に大学生は、
長い夏休みにそろそろ嫌気が差してきたところへ、
秋学期の履修を組んでみては、
あ、今回はうまいこと組めた
とか
今回週3休みに出来なかった
だとかやったりして一喜一憂しているのではないでしょうか。
実に懐かしいものです。


さて辛い食べ物シリーズは続きまして今回は第三弾です。

訪れたのは「麻婆まぜそば麻ぜろう」さん。
京急川崎駅から徒歩10分
旧東海道を、駅を背にして左に行った先にひっそりと佇んでいます。

私は以前から何度か挑戦しようとしていたのですが、
何しろ人気のお店
営業時間というよりはスープがなくなり次第終了というような
日毎に閉店時間が異なる営業形態でして
少し前にはお店の前に着いたら
ちょうどお店の方が暖簾を降ろしていたということもありました。

そして昨日私がいそいそ早歩きに歩いて、
お店の前の角を曲がると、
まだお店はやっているようでしかも
行列は出来ていない
こりゃすぐ入れるなと、揚々とお店へ向かいましたら、
前を歩いていた方やら、
道の向こうから来た方々が、
一息に入店しまして、
結果列が誕生しました。
これこそが名店の印です。

漸く入店し、私は看板メニューの「麻婆まぜそば」を頼みました。
よく混ぜてネ
というのが上の写真のまぜそばで、
うわ辛そーっていう見た目はそのまま確かにメチャ辛いンですが、
いやこの味の深さには参りました。

辛くて濃い汁は太麺とよくカラみまして無駄がない
そして一緒に入っているチャーシューが甘いというか
口の中が辛くてどうしようもなくなったところへ施される口直しのような役割。

ただ悪戯に辛くして喜ぶ訳ではない均整の取れた絶妙な味がまさに
まぜそば界の、
ラプソディ・イン・ブルーや〜
といった感じでした。


前でもお伝えした通り、「麻ぜろう」さんはスープがなくなり次第の営業終了となります。
麻婆まぜそばの口になるとなかなか他の物を受け付けなくなるので、
今宵はまぜそばを食べよう！という日の
ご夕食のお時間は少し早めに設定したほうがいいかもしれません。

川崎へお越しになった際は是非行ってみてください。