皆様おはようございます。

すっかり辺りも年末然としてきまして、
今週などは全国的に強い寒波に襲われるそうです。

クリスマスも迫りまして近年関東圏においてはなかなか見られない
ホワイトクリスマスなんてのも、
通り雨でもあればその機会があるかもしれません。


さてクリスマスといえば今ではすっかり日本人にも根強く馴染みまして、
音楽に映画に、まず人気というべき題材でありますけれども、
映画だとやっぱり『ホーム・アローン』シリーズですかね
私も毎年観て内容もある程度覚えてはいるものの、
なんだか観ないと居心地が悪いような気がして、
クリスマス前後は決まってケビンの顔を拝んでいます。

しかしクリスマスに毎年同じ映画を観るというのも
短い人生にしては芸がない、
今年はちょっと趣向を凝らして別の映画を観てはいかがでしょうか。

例えば、
『素晴らしき哉、人生！』だとか『アパートの鍵貸します』なんてのも
立派な映画史に残り得るクリスマス映画につき、
古典ではありますが一見の価値は大いにあります。

あらすじは私が言うよりもっといいのが転がってますのでそれを参照頂くとして、
特に『アパートの鍵貸します』には私の好きなシーンが沢山あります。

例えば主人公のバクスターはアパートで独り暮らしをしているんですが、
何気なくつけたテレビが金ローみたいな番組でこれから往年の名作映画がやる、
それをチキンを頬張りながら、
勿論一言も発さないけれども、
その食べ方に楽しみな気持ちがありありと表れている、
「ああこの映画やるのか。楽しみだなあ」
などと安易に声に出さないところがミソで、
独り暮らしのリアルを見事に表現しています。

またその後、会社で仲のいいエレベーターガールのコがアパートに訪れます。
彼女は手料理を振舞おうとするバクスターを横目にキッチンを見渡しては、
テニスラケットが置かれているのに気が付きます。

「なんでここにあるの？」
「パスタの湯切りで使うんだ。ホラ」

…なんとウィットに富んだやり取りでしょうか！
ボクも将来キッチンにラケットでも置いとこうかと思い立つくらいのセンス！

なんて
きっともっと詳細を伝えないとわかったようなわからないような気持だと思いますが、
文字制限が迫ったのでここいら辺りで終わりにします。

皆様よいクリスマスをお過ごしください。