皆様こんにちは。

4月は暮れにかかって暖かくなり、
先日は関東で27度まで上がりました。

私は例によって天気予報をあまり見ないものですから、
当然気温なんてまるで見ていなくて、
冬に着るようなのの少し身軽になったような服を着て外へ出ましたら、
暑くって暑くって、
ただでさえ暑いのに余計厚着をしているのですから、
これがまさに「ほっともっと」的な状況で、
これからは季節に置いてかれないよう予報もみようかと思いました。


それはそうと、本日4月22日は、
私の愛してやまない俳優ジャック・ニコルソンの誕生日です。

彼は60年代後期にアメリカで興った映画革命「アメリカン・ニューシネマ」を代表する俳優の一人です。

「アメリカン・ニューシネマ」とは、それまでご都合主義的なハッピーエンドの娯楽的作品の多かったアメリカの映画に、
反社会的な主人公を起用し暴力や性描写など刹那的な人間の欲求をありありと描くことによって、より実際の人間像を描き上げた、
そしてベトナム戦争で国家に対して懐疑的になったアメリカ市民の、
社会の体制に反発しては散る無力な姿を映すことで、国家の非情さを……

なんてわかったようなことを言ってますが、
要するに今までにない新しい映画だったということです。


ジャック・ニコルソンはアカデミー賞の主演男優賞に5度もノミネートされ、
うち2回は受賞するなど、演技力はさることながら、よく名作を選んで出演したという審美眼の持ち主でもありました。

そうですねえ。
彼の出演作でスゴイなあなんて思うものは、
『カッコーの巣の上で』『チャイナタウン』『さらば冬のかもめ』など色々ありますが、
ひょっとすると一番有名なのは『シャイニング』かもしれませんね。

トイレのドアを斧でぶち破ってその間から顔を覗かせているポスターが有名ですけれども、
ジャック・ニコルソンをご存じない方でもこのポスターなら見たことがあるのではないでしょうか。


ジャック・ニコルソンは10年程前に役者を引退してしまいましたが、
出演した作品群は歴史に残る名作ばかりです。

これからのGWなど、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。