皆様こんにちは。

もう9月になりました。
晩夏ってなんだかとっても寂しくっていやあね。
…とは私の空想上80年代トレンディ小説中ヒロインの言ですが、実際世間の印象はどうなんでしょう。
幾分暑いのが収まって嬉しく思っている方のが多いのかもしれませんね。


さて今回は久々に３回きり続けてはそのままになっていた喫茶店探訪記です。
ひとつ前のは昨年の4月（！）の投稿になりますので気になる物好きな方は遡ってみてください。


さあ今回ご紹介するのは「喫茶室ルノアール」さんです。

…いやいや、何をいまさら。
大有名チェーンじゃないですか冗談勘弁してくださいよ。
そんなん改めて紹介されなくてもわかってますよ。

…なんてお思いの方。
あなたは関東に住んでいるからそんなことが言えるのです！

この「喫茶室ルノアール」さんは関東４都県に展開するチェーン店。
存外ほかの道府県からお越しの方はご存じないこともなきにしもあらずという可能性もありなんという結論に達しましたのでこの度恥を忍んで紹介させていただきます。


「喫茶室ルノアール」さんといってまず思い浮かぶ特徴は、やはりハイソな内装でしょう。
お店としてのコンセプトが明確に定められていて、内装は「昭和モダン」か「大正ロマン」のいずれかをモチーフにされています。

私の行った川崎銀柳街店さんは大正ロマンのほうで、
なんていうんですかねこう
外の銀柳街の慌ただしい喧噪から離脱して、
どうも吉野作造です
とでも名乗りたくなるような荘厳とも似つかわしい重厚な雰囲気に包まれているんですよ。

そんな中で飲むコーヒーは格別ですよこれ。
私なんかは予定まで少し時間があったのでポケモンでもやるつもりで入ったんですが、思わず雰囲気にあてられて、おもむろに本など取り出して読書を始めちゃったくらいですから。

一緒に頼んだポテトサンドウィッチもこれまた昔ながらの上品なお味でしかもそれに留まらずメニューを開けば上に生クリームの乗ったプリンだとかアイスの乗ったクリームソーダなんかも外さず定番で用意があるしこれはね、あれです、

喫茶店のイデアです。

昔懐かしいと言いつついざ探せばどこにもない喫茶店の原風景がここにあったんです。

昔を題材にした映画にでも心酔している方はどうぞ行ってみてはいかがでしょうか。
日本のデモクラシーの萌芽でも感じてみてください。