皆さまこんにちは。いつも京王プレッソイン東京九段下のブログを覧いただきありがとうございます。都会にもまだまだが探せばたくさんのオアシスがあります。今回はホテル近くにある靖国神社の神池庭園をご紹介します。

　神池庭園ですが、靖国神社の社殿の奥にある回遊して鑑賞する庭園のことで『池泉回遊式庭園』と呼ばれ明治時代の初めに作られました。現在の姿は平成11年に復元されたもので、護岸の石組(いわぐみ)や庭園奥の滝(たき)石組(いわぐみ)が素晴らしく、秋には紅葉が見られます。

　栗石を敷きつめて砂浜を表した州浜や護岸の石組、神池庭園最大の見どころが、滝石組です。神池には２つの中島が造られ、切石橋は、花崗岩の直橋としては日本一の長さがあります。

　また大正12年関東大震災の時には、この池の水を放水し、付近の火事を収めた記録がありますが、今は色とりどりの錦鯉が優雅に泳いでいます。そして庭園を囲むように、行雲亭(こううんてい)、洗(せん)心亭(しんてい)、��(せん)泉亭(せいてい)という3つの茶室がありますが、残念ながら普段は抹茶や珈琲などをいただくことはできません。

　靖国神社の参拝されても、こちらの神池庭園にお出かけになる方は少ないと思います。
まだ訪れたことが無い方はお出かけになられてはいかがでしょうか。

2021年10月14日時点の情報です