平成23年4月24日（日）　旧暦三月二十二日　己酉　赤口

今日は、晴〜れ〜
春の日差したっぷりのさわやかな良いお天気でした。

日本の渚百選にも選ばれている美しい浜が、自慢の熊野市。
その七里御浜で拾うことが出来る白石は、絵馬代わりに
花の窟の境内に奉納することが出来ます。

今日私は語り部当番の日だったので、お客様に願いを書き入れて
いただいた白石を、花の窟に奉納してきました。

花の窟では、このように白石を絵馬代わりに使っています。
他では見られない大変珍しい光景なのです。

本日ご案内したのは、東京からお越しの爽やかカップル
ＹちゃんとＴくん。

｢私たちも白石に願いを書いていきたいのですが、
売っていますか？買ってきてもいいですか？」

Ｙちゃん、花の窟と王子の岩屋には、何か目に見えぬ力（パワー）
を感じたようであふれそうな涙をこらえていました。

「ここに居ると、涙が止まらなくなる人がいるんです。
私が見たのは、Ｙちゃんで3人目。ずーっと、泣きながら帰った人もいました」

一心に白石に願いごとを書く二人。
原始信仰の形態を残す『花の窟』の魅力に引き込まれているようでした。

「今日は、たぶん二人とも帰りたくなくなりますよ」私の言葉通り二人は、
「ほんと、帰りたくないよね〜」と、何度も何度も繰り返していました。

熊野市駅でお別れするときには、心から旅を満喫していただけた様子でした。

お客様の笑顔が見たくて・・・
お客様の笑顔が、私たちスタッフの大きな喜びとなるのです。

熊野ファンが、二人増えました。

感謝です。

By　まつよ