熊野三山“那智大社”
更新 : 2011/7/29 23:00
熊野三山シリーズ『第二弾』。
熊野倶楽部から車で約1時間で行ける・・“那智大社”のご紹介です。
この神社は、那智山にあります。
山の名前ではなく、那智大社、青岸渡寺、那智の滝がある辺りを
総称して那智山と呼んでいます。
熊野を代表する観光地として以前から大勢の方たちが訪れる場所です。
7年前に世界遺産に登録されてからは、さらに観光客は増えました。
熊野三山は、“十二所権現”といって十二の神様を祀っています。
けれども、那智は滝の神様・飛瀧(ひろう)権現も合わせて祀っているため、
“十三所権現”とも呼ばれています。
かつて社殿は、元々滝の近くにあったようで、
現在地は、ご遷座された場所です。
こちらの主祭神は、熊野夫須美大神
(くまのふすみのおおみかみ/いざなみの命)です。
で、その元のお姿はといいますと、
那智の神様は“千手観音”だと言われています。
千の手と千の眼を持つ観音様。
多くの眼で、あらゆる場所で苦しみ悲しむ人々を見つけては、
多くの手で私たちを救い出してくれるのです。
と、いうことでここの神様は、
『現在』の苦しみから救ってくれる神様なのです。
今現在、悩みを抱えている方、どうぞ那智大社にお参り下さい。
最近の中で、一番嬉しいニュース(日本人として)に
なでしこJAPAN(サッカー)のW杯優勝がありました。
そうです。熊野の神様の使い“ヤタガラス”を祀った神社もあります。
サッカー関係者やサッカー好きの人でしたら、
一度はお参りをしたい神社ですね〜。
画面に入りきらないほどの大木は、
樹齢約850年ある、平重盛お手植えの楠です。
那智大社のご神木で“胎内くぐり”と言って、
幹の根元が空洞になっていて人がくぐることが出来ます。
さて、最後になってこんなことをいうのもなんなんですが、
那智大社にお参りするには、650段近くの階段を上らなくてはいけません。
「往復1,300段!?」足が進まない人は、ご安心下さい。
有料道路(駐車場)を通れば、階段を上らずに行くことができます。
ただ、どちらの方がご利益があるかな〜?
By まつ
そういえば、27,28日に、日本サッカー協会の委員長が
熊野三山を訪ねて、優勝報告をしたんだって!
あわせて、ロンドンオリンピックの活躍も祈願したとか。
熊野神話の神様の使い・ヤタガラスよ。すごいぞ。
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