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サイプレスリゾート久米島のお知らせ・ブログ
触れて感じるコンセプトルーム『久米島Tsumugi』誕生
更新 : 2021/3/29 15:08
サイプレスリゾート久米島では、ジュニアスイートルーム4室が新たに生まれ変わり、島の伝統工芸品「久米島紬(くめじまつむぎ)」の文様を随所に散りばめ、日頃触れる機会の少ない〈本場久米島紬〉を身近に感じられるコンセプトルーム『久米島Tsumugi』が登場しました。
“紬発祥の地”久米島の豊かな自然と長い歴史の中で生まれた久米島紬は、約500年もの間、沖縄の人々の暮らしに寄り添ってきました。島の人々によって大切に受け継がれた伝統技法は、2004年に国の重要無形文化財として指定され、様々な新しい取り組みを通して技術の伝承とさらなる進化をし続けています。
コンセプトルーム『久米島Tsumugi』では、琉球王朝時代の王族が身に着ける織物の仕様書として用いた「御絵図(みえず)」の復刻柄と、現代的なシックな柄を随所にあしらい、その風合いや違いを感じながらお愉しみいただけます。
また、照明スイッチやクローゼットの引手などには、織子によって織られた本物の久米島紬を贅沢に使用しており、島の自然から生まれる染料で染めた風合い、紡いだ絹糸が織りなす繊細な絣柄(かすりがら)や手触りを体感いただけます。久米島紬のもつ、気品とやさしい温かみに包まれた贅沢なご滞在をお届けいたします。
是非お試しに来てください。
『久米島Tsumugi』では、現代の紬柄の主流となる落ち着きのある色合いやシックな柄をベースに、王朝時代の復刻柄から鮮やかな色味を加えることで、落ち着く空間でありながら沖縄ならではの華やかさも演出しております。
ベッドボードの上には市松模様の柄と、動植物の小鳥の柄(トゥイグワー)を重ね合わせ、紬特融の織りの構造がわかるようデザインされたアクリルパネルを設置。躍動感がある伝統の文様を2層に重ね合わせることで、見る角度によって表情を変える、遊び心のあふれるアート作品が完成しました。
島の豊かな自然、島人、歴史や文化等の魅力を積極的に発信し続けることで、今後も久米島の活性化に取り組んで参ります。