その名は三交イン
更新 : 2019/9/24 10:03
先日、怪しげなセールス電話が当ホテルにかかってきました。
聞くところによるとインターネットの接続がどうこうとかで、日本語が少々怪しいながらも内容も怪しい謎の契約をせまってきたとの事。
無論、華麗かつ適当にあしらい事なきを得ましたが・・・
はてさて。なにゆえ個人の家ではなくわざわざホテルに電話をしてきたのかと、この不可解なる事象につきましてしばし思案を巡らしました。
我々ホテルスタッフは電話に出る際に必ず「三交イン津駅前、(フロントスタッフの氏名)が承ります」と名乗りをあげているのにいったいなぜ・・・?
そこでふと気付くのです。
これはもしや、「三光院」という苗字の方と間違えたのでは・・・?
・・・いやいやまさかり担いだ金太郎飴。
しかしどことなく高貴かつ雅な香り漂うこの苗字をお持ちの方なら、付き人や執事、はては破廉恥なメイドさんまで家にいてもおかしくはない話(全国の三光院さんごめんなさい)。
つまり、三光院家に仕えているどこそこの誰々が電話をとったと勘違いした可能性が微粒子レベルで存在していると・・・
なるほど。これなら合点がいきますね。
・・・と、ここまで考えた上で少し頭をよぎったのが、
もし我々三交インのスタッフの中に本当に三光院さんがいたとしたら、電話を取る際に
「三交イン(支店名)、三光院が承ります」
となるわけでありまして、これはこれでなかなか見てみたい光景でもあるなと。
むしろ君こそが三交インだ! と胸を張っていえるのです(?)
そんなわけでホテル業に興味をお持ちな、あるいは職がなかなか決まらずにお困りな全国津々浦々に潜む三光院の名を持つ皆々様。
ぜひとも三交インの採用担当係までご連絡を。
即日採用間違いなし。
三交インの支配者・・・
ではなく、支配人を目指して共に力を合わせましょう(その気があるならばもちろん支配者を目指してもOKですぞ)
マスコット化と紙一重になりそうですが、それもよいではないかよいではないかの精神でひとつ、何卒ご一考頂ければと。