数あるホテルの中から私たちのホテルを選び、お越しくださった時････
私たちが「お部屋の鍵」とともにお渡ししているものは････？


今日はホスピタリティの語源について････
サービスの語源は、ラテン語のServus（奴隷）です。
それが、英語のSlane（奴隷）Servant（召使い）という
言葉から発生したようです。
サービスは語源の通り、サービスを受ける立場が主であって、
サービスを提供する方は従ということで、
主従関係がはっきりしています。

しかし一方で、ホスピタリティの語源は、
ラテン語のHospics（客人の保護）です。
それが英語のHospital（病院）Hospice（ホスピス）と色々な言葉に発展。


これらは対価を求めているのではなく、「おもてなし・喜びを与えること」に
重きをおいている点が大きく「サービス」と異なります。
ホスピタリティにおいて重視されるのは、個々が持つ人間性、
また、相手の価値観をどれほど共有できるか
また、相手の要望を感じ取る感性などであり
「報酬」を求めての行動ではありません。
おもてなしを受けたその「喜び」を通じて、報酬は結果としてついてくる。
という考えだそうです。


私たちは、いつもお客様に
「喜び」や「感動」をお渡しできているか････？
常に考えていかなくてはなりません。