縁結びのお祭、談山神社の鏡女王祭に行ってきました!
更新 : 2012/6/14 19:53
去る6月10日、桜井市の談山神社さんで行われた「鏡女王(かがみのおおきみ)祭」に参列させて頂いてきました。
鏡女王とは、談山神社のご祭神、藤原鎌足公のご正室で、一説には万葉歌人で名高い額田王の姉君だとも。
鏡女王自身も万葉集に歌を残されており、「秋山の 樹の下隠り 行く水の 我こそまさめ 思ほすよりは(巻二 92番)」の歌は、中大兄皇子(後の天智天皇)への返歌で、「秋山の木の下をひそやかに流れゆく川の水のように、私の方こそ一層深くあなたをお慕いしているのですよ・・・」という意味。
お墓のある桜井市忍阪の小川の淵にひっそりと歌碑が佇んでいます。
古来より、縁結びの信仰あった談山神社の境内には、いくつかの祈願場所が残っており、今でも
祈願していただけます。むすびの岩座は1300年以上も昔、談山神社の前身である、妙楽寺の講堂を
建てるとき光る石が発見され、神の宿る岩座として
祀られました。縁結びはもとより、人間関係の結び神としてお参りください。(談山神社パンフレットより)
お祭は、神事に続いてシンセサイザーや万葉歌をモチーフにした歌などのミニコンサートもあり、新緑眩しい境内と共に満喫してきました。
来年もぜひ訪れたいと思います!
談山神社では、これからの季節アジサイが見頃を迎えます。
紅葉も素晴らしいですが、アジサイも楽しみですね!
当ホテルから談山神社までは、JR万葉まほろば(桜井)線桜井駅下車、談山神社行きコミュニティバスで終点までです。
所要時間は、お車・公共交通機関いずれも60〜70分です。