古事記編纂1300年記念企画 3館連携リレー展示
更新 : 2012/6/30 19:25
古事記編纂1300周年を迎えた今年にスタートした、奈良県の「記紀・万葉プロジェクト」。
当ホテルでも連動プランをいくつか発売中ですが、奈良市内の3つのミュージアムでもこれに合わせて古事記をテーマとしたリレー展示が開催されます。
まずは、6/16(土)〜7/16(月・祝)に開催中の奈良国立博物館特別陳列「古事記の歩んできた道」。
現存最古の写本・国宝「真福寺本」や重文の太安万侶墓誌を始め、古事記に関連する展示がされています。
「真福寺本」は期間中何度か展示替えがありますが、7/1(日)までは私達に最も馴染みがあると言っても過言ではないヤマトタケルの歌「大和は 国のまほろば たたなづく 青垣 山ごもれる 大和し うるはし」の部分が展示されています。
「万葉仮名」と呼ばれる漢字ばかりの文で書かれているので、なかなか解読するのは大変ですが、知っている場面だと何となく読むこともでき、親しみが沸きます。
また、7/28(土)〜9/30(日)は入江泰吉記念奈良市写真美術館にて、「入江泰吉 神宿る大和」が開催されます。
県内に点在する神話の舞台を抒情的に切り取った写真展で、古代から続く神秘的な魅力を映しだす世界観を楽しむ事ができます。
10/20(土)〜12/16(日)は、奈良県立美術館において「特別展 絹谷幸二〜豊饒なるイメージ〜」が開催されます。
「大和遠望」「天孫降臨」など、約20点の新作が展示される、現代画家の新感覚の古事記展です。鮮やかなタッチや色で、見て感じる新しい古事記の魅力を感じることができます。
それぞれのミュージアムへは、当ホテルから徒歩や市内循環バスでお出かけ頂けます。
神話の舞台を旅したら、このような展覧会にも足を運んでみてはいかがでしょうか?
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