「わたしだけの古事記」を持って、神話めぐりの旅
更新 : 2012/10/15 20:25
今年は、日本で最古の歴史書「古事記」が完成してからちょうど1300年です。
編纂の地である奈良県では、2020年の日本書紀完成1300周年までの9年間をつなぐ「記紀・万葉プロジェクト」が展開されていて、古事記・日本書紀・万葉集などをテーマにゆかりスポットを訪れるウォーキングツアーやシンポジウムなど各地で様々なイベントが繰り広げられています。
その一環として2012年10月1日(月)〜12月31日(月)の間販売されているのがハンドブック「わたしだけの古事記」。
さっそく買ってきて、愛用しています♪
【このブックの使いかた】
1.古事記ゆかりのスポットをめぐる
2.紹介された観光スポットでもらえる「古事記シール」を集めてブックに貼る
3.自分で撮った写真を貼ったり、感想を書いてカスタマイズする
4.応募シールを集めて応募豪華賞品当たるかも??
冊子のなかには古事記の本文と、吉野・明日香・山の辺の道周辺のスポットが12箇所紹介されています。
その中で私のオススメは明日香村の「甘樫丘」。
甘樫丘は、標高148mの丘で、展望台からは大和盆地を一望!
畝傍山・耳成山・天香久山の「大和三山」も見下ろす絶好のビュースポットです。
古事記の第19代允恭天皇記には「盟神探湯(くかたち)」が甘樫丘で行われたという記述があります。
「盟神探湯」とは、釜に沸かした熱湯に手を入れ、火傷するか否かで正邪を判定する占いの一種。
煮え湯に手を・・・聞いただけでも怖〜い占いですね!!
今は万葉植物が楽しめる遊歩道もあって、のどかなところなのでぜひお出かけください。
食欲の秋、ベンチでお弁当を広げるのもイイですね!
「わたしだけの古事記」巻末には、観光スポットの紹介も載ってます。マップやバスの時刻表、持ち歩き用の透明ケースまで付いて100円というオトクな本です!
以下の発売場所で今年いっぱい販売されていますので、秋の奈良旅に出かける前にGETして下さいね。
橿原市観光交流センター「かしはらナビプラザ」
桜井観光案内所
飛鳥京観光協会
吉野ビジターズビューロー観光案内所(吉野町観光協会)
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