暑い夏は、ひんやり涼しい天川村へ♪
更新 : 2013/5/22 16:00
修験道の聖地であり、「霊峰」と称される大峯山の山懐に抱かれた天川村は、紀伊半島中央部に位置し、その面積の約4分の1が吉野熊野国立公園に属する、近畿最高峰を擁する村です。
標高が高いことから、大阪から比べて気温が5度ほど低く、避暑地として人気があります。
奈良市内では最高気温が30度近くになった暑い日に、天川村まで足を延ばしてきました。
大峯山へ向かう行者さん達で賑わう洞川(どろがわ)温泉街をぶらぶらし、ランチにはアマゴの塩焼きを頂きました。
窓際の席に座ると、爽やかな風と川のせせらぎの涼やかな音・・・とっても気持ち良かったです。
また、日本三大弁財天の筆頭・大峯本宮とされる天川大弁財天社(天河神社)でも、豊かな鎮守の森からの木漏れ日が気持ち良く、日頃の疲れもリフレッシュできました。
毎年、7月16〜17日には、天河神社の年中行事の中で最大のお祭り「夏の例大祭(宵宮祭・例祭)」が行われます。
17日は午前10時より午後4時頃まで本殿がご開帳され、修験道及び神仏習合の伝統に則った本格的な護摩〜聖護院門前厳修大護摩を体験できます。
また、能楽発祥の場に相応しく、毎年第一級の能楽者をお迎えした能楽奉納が行なわれます。
今年は人間国宝 観世流 片山九郎右衛門様シテ方のお能「花月」をご奉納予定です。
その他、高野山の高僧をお迎えした御詠歌、居合道の演武(宵宮祭)、舞踊などが奉納され、例大祭の夜は、天川村の夏祭りでもあります。様々な屋台の出店や歌謡ショーも行なわれ、きっとノスタルジックで楽しい夜をお過ごし頂けるでしょう。
パワースポットとしても人気のある天川村へのお出かけ、暑い夏は本当にオススメですよ♪
天川村へのアクセスは、近鉄吉野線下市口駅から洞川温泉行きまたは中庵住(なかいおすみ)行きのバスを利用して下さい。
バスは本数が日中に少ないので、レンタカーや観光タクシーがオススメです。