東吉野村 天誅組連続講座第3回「藤本鉄石」は7/20!
更新 : 2013/6/8 14:43
藤本鉄石は文化13(1816)年、備前郡に生まれました。
開国の論が高まってきた天保11(1840)、藩を脱藩し大阪や京都において憂国の志士たちと交わり、盛んに国事を論じあいました。
神道に通じていたほか、文人画を描き、得意の山水画は相当売れたそうです。
吉村虎太郎、松本 奎堂とともに天誅組三総裁のひとりとして活躍しましたが、
天誅組は8月18日の政変によって形勢急変し、朝敵に。
敗退と共に常に主将の中山忠光と行動を共にしましたが、今の東吉野村鷲家での激戦において壮絶な最期を遂げました。
最後に休憩を取った民家に鉄石は三首の和歌を短冊にしるしたそうです。
「大君の 御たたむきさすあむ置きて あきつはなきか 秋のみ空に」
「八咫からす 導けよかし 大君の事しいそしむ 御軍(みいくさ)のため」
「雲をふみ 岩をさくみしもののふの よろひの袖に紅葉かつちる」
東吉野村内に鉄石のお墓があるほか、吉野山の如意輪寺に顕彰碑が建っています。
ぜひ、足を延ばしてお出かけください。
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「天誅組三総裁〜その志に学ぶ〜」第3回「鉄石の魅力に迫る」
【日時】2013年7月20日(土)13:00〜14:30
【場所】東吉野村 住民ホール
【アクセス】奈良市内から車で約90分。公共交通機関ご利用の場合は、近鉄大阪線榛原(はいばら)駅南出口から11:35発のシャトルバスをご利用下さい。
【お問合せ・お申込み先】東吉野村天誅組150年顕彰記念事業実行委員会/TEL:0746-42-0441/FAX:0746-42-0446