宿番号:399850
極上品 余市の鰊
更新 : 2014/1/11 13:49
ニシンは米にかわる松前旛の重要な収入源で、当時大量に獲れていたニシンを加工した身欠(みがき)にしんや数の子は、日本海を行き来していた北前船で関西地方に運ばれました。北前船は別名「弁財船」とも称され、生活物資のほかに貴重な文化情報も運んだことで知られています。余市町では、昭和29年を最後にニシンはぷっつり姿を消してしまいましたが、身欠にしんの製造に適した気候・風土の中で、現在でも数十社の水産物加工業者が技術を継承し、製造を続けています。その中でも極上品の3Lサイズを「睦月献立」の鰊の昆布〆に使用しています。