家族やカップル、友人同士などで行うと楽しいりんご狩り。自分で採ったものをそのまま持ち帰って食べられるというのは、嬉しいものですよね。
りんごの収穫量が青森県に次いで2位という多さを誇る長野県には、そんなりんご狩りを楽しめる施設・農園がたくさんあります。ここでは、長野県のおすすめりんご狩りスポットを4つご紹介します。
りんご狩りができる農園は、施設によって特徴が異なり、無制限食べ放題だったり、扱っている品種が違ったり、あるいはりんご以外の果物も扱っていたりと多種多様です。何を一番の目的にするか相談しながら、これだ!と思うところに足を運んでみましょう!
1.松井農園
信州・浅間山の麓に広がる農園で、旬のりんご狩りを楽しもう!
松井農園は、バーベキューやブルーベリー狩り、釣り、花摘みなどもできる、自然に囲まれたスポットです。農園の中は、春夏秋冬に合わせて色とりどりに変化していきます。
春にはりんごの花が満開に咲きみだれ、摘花がせわしなく行われます。夏には、ブルーベリーとりんごが収穫できるようになり、りんご狩りをする人などで園内は賑わいを見せます。この時期は、バーベキューや釣りなどをするのにも最適です。秋になるとりんごがベストシーズンを迎え、赤く色づいた、甘くて美味しいりんごが採れるようになります。
松井農園では複数の品種のりんごを扱っており、それぞれ食べごろの時期が変わってきます。たとえば、「シナノレッド」は8月中旬から下旬にかけて、「あかね」や「さんさ」、「つがる」などは8月下旬から10月上旬にかけて、そして「紅玉」や「秋映」、「シナノドルチェ」「新世界」などは9月中旬から11月中旬頃が食べごろです。好きな品種のりんごがある方は、このスケジュールも合わせて把握しておきましょう。
入園料は食べ放題付きで、小学生以上が600円、3~5歳は500円、3歳未満は無料と、とってもリーズナブル。また、20名様以上の団体でのご利用の場合には、高校生以上が100円引き、幼稚園(保育園)~中学生までは150円引きにて入園できます。採ったりんごは、指定の料金を支払うことで、いくつでもお持ち帰り可能となっていますので、たくさん収穫して、お家でもおいしくいただきましょう。
2.小林農園
ゆっくりとりんご狩りを楽しめる、秋の味覚狩りスポット
長野県の小布施町に所在する小林農園は、秋の味覚である栗やりんごを収穫できる農園です。栗拾いは9月中旬から10月中旬にかけて行われ、りんご狩りは9月下旬から11月下旬までの間に旬を迎えます。
小林農園の大きな魅力は、時間無制限で食べ放題となっている点でしょう。時間を気にせず1日中ゆったりと過ごせますので、家族やカップルで休日に訪れたいという方におすすめです。また、園内は食べ物や飲み物の持ち込みもOKなので、りんご狩りや栗拾いを楽しみながらピクニック気分を味わうこともできます。
栗拾い料金は、規格のパック(500~600g)にて、自分の器量で盛り込んでいただきお一人様1.000円です。(体験期間は9月中旬より10月中旬。天候により変動有り。)
リンゴ狩り料金は、入園料300円~(小学生低学年未満の場合は無料です。)また、自分で収穫したリンゴは450円(1キロ)にて購入できます。秋の味覚を堪能しに、ぜひ小林農園を訪れてみてはいかがでしょうか?
3.中島農園
生産者に出逢える、それもりんご狩りの楽しみ方のひとつ
中島農園は、主にりんごとぶどうを栽培している、広々とした農園です。敷地面積70aにもなるぶどう栽培のスペースと、それを上回る2haという広大な敷地面積を持ったりんご栽培スペースがあるのが特徴です。
さらに、他ではなかなか見られないラ・フランスの栽培も行われています。これらの栽培された果物は、インターネット販売により全国へ配送され、ギフトとして多くの方から利用されています。
そんな中島農園ですが、同時にりんご狩りも実施しています。扱っている品種は、蜜が沢山入った、甘さと酸味のバランスの良さが特徴の「サンふじ」です。
インターネットから購入するのもオススメ(「サンふじ」と、シャキシャキでみずみずしい「シナノゴールド」もギフト販売にて購入可能。)ですが、お時間のある方は当農園まで訪れ、りんご狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
りんご狩りの後は地元の戸倉上山田温泉で日帰り温泉や食事を楽しむこともできますよ!
中島農園では30年前から減農薬、有機(堆肥)栽培にも取り組んでいます。こだわりの安心・安全・新鮮なお味を、その場で堪能できるというのも、りんご狩りの大きな醍醐味ですね。
TEL/026-276-2078
住所/長野県千曲市新山297
営業時間/8:00~18:00(りんご狩りは9:00~15:00まで ※11月23日頃までの予定)
「中島農園」の詳細はこちら
4.信州りんご巨峰観光園
北信濃の旬のお味を楽しめる、国道沿いの観光農園です
信州りんご巨峰観光園では、6月下旬から7月中旬までがさくらんぼ狩り、8月下旬から11月下旬まではりんご狩り、9月上旬から10月下旬まではブドウ狩りと、夏から秋の終わりに掛けて、多岐にわたって楽しめる観光園です。
ここで採れるりんごは、「秋映」や「シナノゴールド」、「陽光」、「名月」など。甘くて美味しい品種がそろっています。
小学校4年生以上なら500円、小学校3年生以下なら250円で入園でき(0~3歳までは無料)、30分間の食べ放題! おみやげも豊富なのが嬉しいポイントで、ジュースやジャム類、プレーンなどを販売しています。また、さくらんぼ狩りは雨でも利用できるので、雨の日のデートスポット、ご家族での立ち寄りスポットとしても最適です。
※この記事は2015年10月時点での情報です
じゃらん編集部
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