トシローさんの岐阜県〜香川県の旅行記
夏の西日本ローカル線[紀伊半島・四国・山陽道]8泊9日旅−その3(山陽道編)
- 1日目2019年7月30日(火)
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08:00-09:00
JR坂出駅からマリンライナーに乗って瀬戸内海を渡ります。岡山からは穏やかな瀬戸内海を眺めながら、山陽本線を下って広島・宮島口を目指しました。
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13:00-14:00
青春18きっぷで乗れるJR宮島フェリーに乗って、厳島神社を参拝するのが長年の夢でした。海外からの多数の観光客と一緒に、デッキから朱い大鳥居が近づいて大きくなるのをじっと眺めていました。
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13:00-14:00
乗船時間は約10分と短いですが、乗船・下船に掛る時間の方が長いです。でもやはり、宮島へは船で渡るから良い。厳島神社を含めた島の景色が徐々に大きくなっていく過程がより信仰心を高めるのでしょう。
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13:00-14:00
宮島桟橋から厳島神社へ続く表参道の商店街は、夏ですから紅葉饅頭や焼牡蠣以上にソフトクリームやかき氷が大人気。上半身裸で闊歩するマッチョな外国人青年もいて、人波を掻き分けて神社へ向かいました。
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14:00-15:00
日本三景である安芸の宮島は思っていたよりも大きな島でした。この素晴らしい景勝地に建立された厳島神社が、古代から篤い信仰を集めてきた歴史の重みを実感させます。
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14:00-15:00
ちょうど干潮で大鳥居まで砂浜を歩いて行けました。今年から始まった改修工事のため足場が組まれ始めていましたが、いずれは完全に見えなくなるそうで隠れる前に来れて良かったです。
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14:00-15:00
宮島の西松原には清盛神社が鎮座しているので参拝しました。厳島神社と云えば平清盛の篤い庇護を受けた事は周知ですが、その割には清盛神社は少し小さすぎる気がしました。
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15:00-16:00
厳島神社参拝を終え、JR宮島口駅から山陽本線を上り横川駅で下車。ここから路面電車に乗り換えて広島市中心部へ向い、ホテルにチェックイン後市内観光へ。
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15:00-16:00
四国松山でも路面電車を利用しましたが、広島も安くて便利な路面電車は市民が日常的な足として利用していました。2両連結の新型車両も走っていて、時間も正確ですし車内も冷房が効いて快適そのものです。
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16:00-17:00
元安川と本川に挟まれた広島の平和記念公園の中、手首を合わせて拡げた形の台座に灯り続ける火。頼りなげですがこれからも消える事無く、恒久の平和を祈り続けて欲しいと願うばかりです。
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16:00-17:00
平和記念公園は平和記念式典を1週間後に控え、会場の設営準備が進んでいました。平和の灯前の原爆死没者慰霊碑には多くの花が供えれれていて、静かに手を合わさせて頂きました。
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16:00-17:00
一生に一度は見ておかなければいけないと思っていた原爆ドーム。原爆の恐ろしさや悲惨さを伝える被爆者も少なくなる中、永久に遺すべき歴史遺産だという事を改めて目に焼き付けました。
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16:00-17:00
原爆ドームに近い市街地の中、島内科病院前に爆心地の説明板が有りました。この場所の地上約600mで原子爆弾が炸裂したそうです。思わず天を見上げてしまいました。
- 2日目2019年7月31日(水)
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10:00-11:00
山陽道2日目は広島から倉敷へ移動し、午前中は倉敷美観地区を観光。倉敷川沿いには白壁やなまこ壁の屋敷や蔵が並びます。夏の日差しは厳しかったですが、川面に映る柳の枝が涼しさを誘います。川舟流しも含め街全体が映画のセットの様でした。
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10:00-11:00
倉敷美観地区の北、鶴形山と呼ばれる小高い丘の山の上に鎮座している阿智神社の急な石段を登って参拝。創建は約1700年前と伝えられる古社で、かつては瀬戸内海の小島だった場所だそうです。海上交通の守護神が祀られています。
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10:00-11:00
倉敷美観地区の街並みや白壁と違和感なく融合している倉敷デニムストリート。倉敷児島産のデニム製品や雑貨に加え、最近では「デニムまん」や「デニムソフト」等の青色系の軽食も人気だそうです。
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10:00-11:00
昨年惜しくも亡くなられた倉敷が生んだ「燃える男」星野仙一の記念館が倉敷デニムストリート内に在ります。多球団の監督を務めた闘将のイメージが強いですが、最強ジャイアンツの長嶋や王選手に真向勝負した頃の若き星野仙一投手の闘争心むき出しの表情が思い出されます。
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14:00-15:00
山陽本線を上り、倉敷から姫路へ。目的は唯一国宝姫路城、平成の大修理も終わり化粧直しした天守閣が迎えてくれます。大手門はやや違和感を感じさせましたが、昭和に入って新造された門だそうで納得。
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14:00-15:00
天守閣の楽しみは後に残しておいて先ずは西の丸へ。横に長い西の丸は城での生活感を感じられる分、ある意味大天守よりも見所は多いかも知れません。百間廊下を行き来する侍女の姿を想像したりして。
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15:00-16:00
平成の大修理が終了した2015年頃は、姫路城が白くなり過ぎたと話題になりました。修理前と比べれば仕方ない事で、4年経つと色もしっくり馴染んできて白過ぎ感は感じません。さすが白鷺城、その美しさはやはり日本一かも知れません。
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姫路城の大天守は六階建て、階段を昇った最上階には守護神である刑部神社が祀られていました。今まで見てきた数多くの城の天守閣とは趣が異なり、廻縁が無く書院風の落ち着いた雰囲気でした。
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15:00-16:00
大天守前の広場が備前丸と呼ばれ、かつての城主・池田輝政と家族の居館が在ったそうです。かなりの広さですので、相当大きくて立派な御殿だったのでしょう。
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15:00-16:00
姫路城内に「お菊井戸」が有りました。お菊と云えば「番長皿屋敷」ですが、姫路城にも同様な怪談伝説が有ったとは知りませんでした。城外への抜け道だったという説も有る様で、秘密保持のための作り話かも?
- 3日目2019年8月1日(木)
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06:00-07:00
水都まつり
大垣市
旅の最後の夜は大垣泊、翌8月1日はちょうど大垣の水都まつり開催初日で朝の商店街は準備万端。商店街の各班毎に趣向を凝らした七夕飾りの下を潜って朝の市内散策へ。
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06:00-07:00
市の中心部に「大手いこ井の泉」という、爽やかで緑豊かな一画が在りました。大垣は水都とあって街中に湧水が多いらしく、朝早くから地元の方が湧水を汲みに訪れています。
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06:00-07:00
西暦1600年の関ヶ原の戦いの際、西軍石田三成の本拠地となった戦国史的にも興味深い大垣城。もし戦災で焼失していなければ、前日観た国宝姫路城にも匹敵する価値を有する歴史的建造物であったと思われます。
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06:00-07:00
大垣公園に在る大垣城をバックにした戸田氏鉄(うじかね)の騎馬像、戸田氏鉄って誰?。徳川家康に仕えた大垣城の初代藩主で、後の大垣城の基礎を固めた人でした。
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06:00-07:00
旅のラストは大垣城の北に鎮座する大垣八幡神社へ。境内には名水「大垣の湧水」が湧いていて、参拝がてら水を汲んでいかれる市民も見られます。無事旅の主日程を終えた事を感謝して、東海道線を乗り継いでのんびりと帰ります。
夏の西日本ローカル線[紀伊半島・四国・山陽道]8泊9日旅−その3(山陽道編)
1日目の旅ルート
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