トシローさんの愛知県の旅行記
立春に名鉄で愛知ローカル観光地巡り
- 1日目2023年2月3日(金)
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07:00-08:00
朝方新幹線で豊橋駅着、改札を出て名鉄の窓口で2DAYフリーきっぷを購入。カルミヤ前の広場も春の装いに変わっています。
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09:00-10:00
豊橋駅から名鉄本線で神宮前駅、乗り換えて常滑線へ入ります。特急で終点の中部国際空港駅へ、セントレア空港を見学します。
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09:00-10:00
中部国際空港セントレアは比較的新しい空港ですから、空港施設も中の商業施設も近代的。ちょっと海外の空港っぽい感じもします。
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10:00-11:00
中部国際空港駅からUターンして常滑駅で下車、駅構内の観光案内所に寄って焼き物の町「常滑」観光の情報収集。案内所の女性所員さんが、「やきもの散歩道」を推奨してくれてパンフレットを持って即出発。
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10:00-11:00
常滑駅からは先ず常滑市陶磁器会館へ向かいます。途中の道路沿いの側壁には様々な可愛らしい猫の焼物オブジェが貼り付けてあって、訪れる観光客を歓迎してくれます。
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10:00-11:00
「やきもの散歩道」のスタートは常滑市陶磁器会館、先ずはここで伝統的な常滑の陶磁器を一通り見学してから。焼き物の種類は多岐に渡りますが、販売もしてくれます。
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10:00-11:00
常滑の「やきもの散歩道」の途中に在る立派な屋敷が廻船問屋の瀧田家、常滑観光の中核施設です。焼き物の町常滑の郷土資料館的な施設でもあります。
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10:00-11:00
常滑の古い町並みをくねる様に続くやきもの散歩道、意外に高低差が有り坂が多く土留めに焼物が使われていました。土管を埋め込んだ土管坂も有りました。
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10:00-11:00
「やきもの散歩道」のほぼ中間地点に在るのが登窯広場、その横に建つのが展示工房館。内部には立派な両面焚倒焔式角窯も展示されていました。
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10:00-11:00
登窯広場の少し先には貴重な陶栄窯の登窯が保存されています。明治から昭和にかけて実際に使用されていた日本最大級の登窯で、やはり迫力が違います。
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10:00-11:00
とこなめ招き猫通りから高い側壁の上に大きな猫らしき耳が見えていましたが、やきもの散歩道の最後、歩道橋の脇で巨大な見守り猫とこにゃん全体像を確認出来ました。
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12:00-13:00
常滑から更に常滑線を上って聚楽園駅へ、駅前の小高い聚楽園公園の木々の上には大仏の頭が見えます。階段を登ると徐々に大仏の本体が現れてきました。鉄筋コンクリート製の大仏ですが、高さが19m弱もあり真下で見ると大迫力です。
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10:00-11:00
聚楽園の大仏から奥に下ると聚楽園公園には大きなヤカン池が拡がっています。池畔でブラックバスを狙うアングラーも何人か見られ、池の周りはジョギングコースやトリム広場が設けられている自然豊かなスポーツ公園です。
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14:00-15:00
常滑線から津島線へ乗り入れて津島駅に到着。駅前に観光案内所が無いので、町中に在る観光交流センターを探しました。歴史的町並みが残る本町筋に在り、元銀行支店という立派な歴史的建造物ですから直ぐ分りました。
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14:00-15:00
観光交流センターで円空の千体仏について尋ねると、直ぐ近くの御堂の中に一部が展示されていると聞いて見学。千体仏は全て個人の所有だそうで、年に1〜2度祭礼時とかに御開帳されるとの事です。
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14:00-15:00
津島はかつて濃尾三川と海上交通の要衝港として大変栄えた町、その名残である古い町並みが今も多く遺されています。いまだに生活感が有り、観光のための古びた感は感じられません。
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14:00-15:00
この日は節分なので町の中心である津島神社に参拝へ、神社手前には御神木である大イチョウが聳えていました。幹回りは5m超、推定樹齢は600年程だそうです。
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14:00-15:00
津島神社は鎮座が約千五百年前と伝わる古社で、戦国時代には信長や秀吉にも庇護を受けてきたそうです。広い境内には寒い中、節分会の参拝客が長い行列を作っていました。
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15:00-16:00
津島神社近くの天王川公園は、市内を流れていた天王川の一部を堰き止めた丸池を中心とする都市公園。丸池の中心に中ノ島が有り、鮮やかな朱色の橋で繋がっています。
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15:00-16:00
天王川公園の朱色の橋を中ノ島へ渡ると、座した銅像が建っていました。案内板にはヨネ・ノグチと記されていますが、初めて聞いた名で存じ上げませんでした。あのイサム・ノグチの父親で、津島市出身の英詩人だそうです。
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15:00-16:00
天王川公園の丸池畔には、さらに立派な銅像が在ります。片岡春吉翁の銅像ですが、こちらも失礼ながら存じ上げません。毛織物の父と呼ばれた方で、全国区ではありませんが地元の名士であり銅像にはその貢献度が覗えます。
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16:00-17:00
津島駅から名古屋方面に戻り、甚目寺駅で途中下車。駅近くの甚目寺観音も節分会で大混雑、交通整理が大変でこちらも長蛇の列が出来ていました。
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15:00-16:00
甚目寺観音の隣には大徳院が在り、こちらも創建から千数百年の名刹。恵比寿天と大黒天が本尊だそうで、五穀豊穣・漁業繁栄の祈願所として信仰を集めています。
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16:00-17:00
甚目寺観音近くの甚目寺産業会館の3階に甚目寺歴史民俗資料館は在りました。地元の風習や甚目寺観音関係の資料に加え、日本の昔の暮らし全般に関する展示も有ります。
- 2日目2023年2月4日(土)
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09:00-10:00
2日目は立春で快晴、昨日の節分はとても寒かったのですが一転して春の陽気。知立駅から三河線で南下し、終点の碧南駅まで。先ずは大浜陣屋広場から散策開始。
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09:00-10:00
碧南市の臨海公園は広大な芝生広場が魅力、高台のデッキから見下ろすとその広さを実感します。周辺にはテニスコートや野球場も整備されていて、市民の憩いと活力の場です。
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09:00-10:00
臨海公園の横の臨海体育館の奥には碧南海浜水族館も在ります。中規模な水族館ですが、入館料も比較的安いので気軽に見学出来ます。
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09:00-10:00
全国で寺院数が最も多い県は愛知県だそうで、碧南市内にも多くの寺院が存在します。大浜てらまち地区には特に多く集まっていて、西方寺はその中心に在る大寺院です。
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10:00-11:00
碧南駅から折り返して高浜港駅へ、高浜市は三州瓦の名産地。駅前には大きな鬼瓦のオブジェが睨みを利かせ、「鬼みち」遊歩道を歩いて散策。かわら美術館は日本で唯一の瓦をテーマにした美術館です。
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10:00-11:00
高浜市立郷土資料館
高浜市
高浜市立郷土資料館は高浜市立図書館の2階に併設されていて、図書館の職員さんに見学を依頼すると開けてくれます。旅先に在れば必ず地元の郷土資料館を訪れますが、その土地の文化が一目で解るので私にとっては必須アイテムです。
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12:00-13:00
知立駅から更に三河線を北上して三河八橋駅へ、知立市八橋町は伊勢物語で有名な歌人・在原業平ゆかりの地。業平の詠った「かきつばた」を句頭に入れた唐衣の歌碑も有りました。
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12:00-13:00
八橋かきつばた園は奥の無量壽寺の境内の回遊式日本庭園で、毎年五月上旬にかきつばたが咲き誇り、「八橋かきつばたまつり」で賑わうそうです。
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12:00-13:00
八橋かきつばた園から鎌倉街道沿いに歩き、珍しい根上がりの松を見学。蛸足の様に根が本当に2m程浮いた状態で、根回りの土が流されてこの様な状態になったらしいです。
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12:00-13:00
根上がりの松の近く、名鉄線の踏切横の小山の上に在原業平の塚が建っています。業平没後に分骨されたとされていますが、業平がこの地を訪れた事実も含め真偽は追及しない方が良いのでしょう。
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12:00-13:00
「落田中の一松」って何?、良く知らずに訪れました。落田中学校に在る由緒ある松かと勘違いしていました。全く的外れでかきつ姫公園の中心に生える一本の松ではありますが、在原業平が「かきつばた」を句頭に入れた唐衣の歌を詠んだとされる場所でした。
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13:00-14:00
三河線豊田市駅で下車して周辺を散策。駅前の豊田参合館には多くの文化施設や商業施設が入っていて、内部は吹き抜けになったお洒落なデザインです。
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13:00-14:00
豊田市駅から東へ、矢作川に架かる真っ白な豊田大橋を渡り豊田スタジアムまで歩きました。気温も上がり、橋下の河川敷公園では多くの若者がスポーツに興じていました。
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13:00-14:00
豊田大橋の西橋詰には、豊田市の近代産業とくらし発見館が在りました。豊田市の郷土資料館と言える施設です。ものづくりの町・豊田らしい資料館です。
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14:00-15:00
豊田線の黒笹駅で途中下車し駅周辺を観光。駅近くには愛知池が拡がり正式名称は東郷調整池、水路の水を管理するための池ですので池畔は殆ど整備されていません。
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14:00-15:00
愛知池畔の遊歩道から愛知牧場の看板が見えたので、東名高速道路の下を潜ると直ぐ牧場が。無料な観光牧場なので気兼ねなく入場、動物と触れ合う子供連れファミリーで大盛況でした。
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14:00-15:00
愛知牧場内のモーハウス売店で人気のソフトクリームを食べて、赤池駅から地下鉄鶴舞線に乗り入れて上小田井から名鉄名古屋駅まで乗車して今旅も終了。愛知県の初めてばかりの土地を巡りましたが、何処も個性豊かで興味深い場所ばかりでした。
立春に名鉄で愛知ローカル観光地巡り
1日目の旅ルート
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