公園散策も湯治のうち!?四季を楽しむ熱海梅園

ぼくも大好きで毎日入っている温泉。温泉目当てに熱海に来るお客様は多いけど、温泉だけで帰るのはちょっともったいないあつ。温泉と一緒にぜひ楽しんでほしいのが『熱海梅園』あつ!その昔、『温泉がよく病気に効くのは、(中略)適度な運動も一緒にするからである。
一日中(中略)温泉に浸かっていたら(中略)養生にならない(「熱海風土記」―梅園記より)』と考えた当時の役人さんの提唱により、明治19年に作られた歴史ある公園あつ。その名のとおり、梅はもちろん桜、新緑、紅葉と一年中季節を楽しめる庭園で、日本一早咲きの梅、日本一遅い紅葉で有名なんだあつ。

450本を超える梅が咲き誇る伝統の梅まつり

熱海梅園が最もにぎわいを見せるのがこの季節あつ。熱海梅園では毎年70年以上続く伝統ある梅まつりを開催。今年も1月11日〜3月9日まで開催の予定あつ〜!園内には樹齢百年を超える古木を含めて58種464本の梅の木があり、それが順々に花を咲かせるあつよ。同じ梅といっても色やカタチはさまざまで、ぽってりとした白い花をつける 『酔心梅(すいしんばい)』、鮮やかなピンク色の『紅千鳥(べにちどり)』、真っ白に近い『月影(つきかげ)』など、色やカタチの違い、それぞれの風流な名前も一緒に味わってほしいあつ。外はまだまだ寒いけど、小さな梅の花は力強く咲いて、ちゃんと春を連れてきてくれているあつ!期間中は熱海芸妓連演芸会や琴の演奏会、甘酒の無料サービスなどもやってるあつよ〜。

梅と同時に楽しむ桜 あたみ桜 糸川桜まつり

日本の暖地に自然分布する「ヤマザクラ」と台湾・沖縄産の「カンヒザクラ」が親と言われるあたみ桜は早咲きの桜として有名で、2月には満開を迎える日本一早く咲く桜なんだあつ。だから、ちょうど梅の見ごろと重なって、梅と桜が同時に楽しめるのが熱海のこの季節の魅力あつ〜☆!市内中心部を流れる糸川の川沿いにある遊歩道には300メートルにわたってあたみ桜が連なり、1月25日〜2月16日まで桜まつりを開催予定。おしるこや桜茶の無料サービスもうれしいあつね。あたみ桜は梅園前市道や釜鳴屋平七像、海浜公園周辺でも鑑賞可能。春を感じながら、熱海の街歩きを楽しんでほしいあつ。

あつおのココがオススメ!

まだまだ寒〜いこの季節。温泉でぬくぬくあったまるのもいいけど、それだけで帰ってしまっちゃダメダメあつね〜。寒いけど春は確実に近づいてきているから、冷えた身体は温泉でポカポカになってハッピー、梅や桜を愛でて香って、春の訪れを味わってハッピーなんてことができるのが熱海ならでは春の楽しみ方あつ!今も昔も春は特別な季節。冬を越え、めぐり来る季節の移ろいをのんびり味わうのがおススメあつ。

その他の見どころ

  • 浜名湖ガーデンパーク(浜松市)
    2004年の浜名湖花博の資産を継承した公園。四季折々の植物や展望塔から望む浜名湖の景観など、子どもからお年寄りまで楽しめ、4月5日からは「浜名湖花博2014」が開催される
  • 水仙まつり(下田市)
    伊豆半島の南側に位置する下田市の爪木崎では300万本の水仙が咲き誇るのに合わせて、12月20日〜1月31日まで水仙まつりを開催
  • 小室山公園つばき園(伊東市)
    伊豆半島の東側、伊東市の市街地から車で15分ほど下ると小室山公園つばき園がある。4月下旬まで4,000本の椿が見ごろを迎える
  • 春の蓮華寺池公園(藤枝市)
    『花と水と鳥』をテーマに作られた藤枝市中心部の公園。池の周りには1,300本の桜が並び、ソメイヨシノ、サトザクラが美しい