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宿番号:358347

なごり雪&萌黄色の中★美味しさと愉快の花咲く春旅をどうぞ♪

肘折温泉郷
JR新庄駅よりバスで60分肘折温泉第2停留所下車徒歩2分。 山形道東根ICよりR13号線北上90分。

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    山の春と館主★まんさく編

    更新 : 2011/4/18 22:58

    すばらしい青空が広がった今日♪
    「行って来る」館主がニコニコカメラを片手に出かけます。
    「母さん コレ!」
    ナーイスショット!!「いいねえ♪」
    湯の台のまんさくが咲き始めました。山博士の館主がこの前から狙っていたポイント。
    誉めたついでに矢継ぎ早に頼む・・私
    「パパ 一句お願いします。」
    ・・・・・・
    <ふきのとう 春風連れて 花連れて>
    「パパ パパ・・ちょっとちょっと」いつものようにせっかちに呼ぶ私。
    何言われるんだか?みたいな顔で戻ってきた館主。
    「いい♪いいねえ♪ さすがデス」ほっとしたような ニコニコ顔でいます。
    またまた矢継ぎ早に 
    「パパ ちゃんと書いてケロ 上手なんだから」
    (通訳:パパ きちんと書いてください。)誉められたので○ すぐに硯を取り出してくれました。
    お互い<誉める>とどこまでも盛り上る私たち夫婦○Δ□
    こういう関係性で23年暮らしてきたんだなあ。
    実は 館主は2度の脳梗塞で左腕が思うように動きません。
    それまでアウトドアも大得意、スキーはプロの技術員、村会議員と多岐にわたって活躍してきた彼。
    発症後はできないことが多くなってきていて 「なんで病気になってしまったんだろう 神様はどうしてこんな仕打ちをするんだろう」と私の方が悔しいおもいをしてきました。
    でも 今では十割そばも片手で絶品に打てるし、こうしてみごとな書も書くことができます。
    今回の震災のあとなんとなくふたりで話す機会がとても多くなっていました。
    ho「地震は大変なことだけれど パパが倒れたときの4月の方がもっともっと大変だったよ 実は・
      「パパがこうして元気でいるから 今回は全然まったくへこたれていないんだ 実は・・」
      「左手動くの みたいなあ そうしたら もう全部許すワアー」
    館主「お母さん なんにでも時間が要るんだ・・待つしかナイ。」
       「この手オレは動くと思うよ 筋力だな」 と淡々と応えます。
    私もなんとなくきっと動く!と思っています。
    「まあいいや」
    こうして山をふたりでスケッチしながら穏やかに笑えたら・・・それが一番だな。
    哲学的な会話や意欲に感心しながらしんみり感傷にひたっている矢先、目の前でくつしたを脱ぎはじめる館主。
    「ちょっとー ご飯たべるとき止めてよー」
    困った顔で退場▽していきました・・。  
    毎日<誉める>のはお互い難しいなあ▽Δ▽Δ

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