宿番号:360828
尾上温泉 旅館紅鮎〜全室温泉半露天風呂付き客室の宿〜のお知らせ・ブログ
違った角度から
更新 : 2011/7/15 19:23
用あって近江八幡に出かけました。
帰り道がちょうど夕暮れ。よくよく考えると、紅鮎からの夕陽はいつもご案内しているのですが、他の琵琶湖岸からの夕陽ってご案内してなかったなぁと思った次第。画像は夕陽ではなく夕焼けですが、彦根港から紅鮎がある方向を向いて撮影したもの。なんとなくびわ湖の雄大さを感じます。
道すがら車の不便さを感じました。
きれいだなと思う景色、夕景を横目に湖岸道路を走ってきたのですが、「あ!シャッターチャンス!」と思ってもおいそれと停まることはできません。前にも後ろにも家路を急ぐ車。路肩に入ろうにも、ブロックの隙間に車を突っ込むにはスピードを緩めないといけません。そうこうしているうちに夕陽は雲の中へ。ふと思ったんです。今生きてる時間の流れってこんな感覚なのかなって。前にどんどん進んでいく。前も後ろも何かがあって、自然と流れていく中にゆだねられている自分。目的がうちに帰ることだけならば流れに乗ってさえいれば良いのだけれど、何かに気づいてちょっと立ち止まりたくなっても流れを妨げる勇気がないといけない。流れから飛び出す覚悟がないといけない。そう思うと自転車って便利だなって。歩くのはもっともっと便利だなって。前に歩いていくには、整備された道がなくても多少なら自分で道を作れるんですもの。
と、たそがれながら帰ってきました。
画像には写っていませんが、この右端には今月末に開催予定の「鳥人間コンテスト」の離陸台が設置されました。そう、ご存知でした?鳥人間コンテストは琵琶湖で、それも彦根で開催されていたんです!近年は技術革新のおかげか出場者の汗と涙の蓄積のおかげか、向こう岸に渡るというレベルから、南北縦断してもまだ着水しないといった事例が増えてきました。日本一の湖も、鳥人間たちには小さくなりつつあるようです。かといって、海風の強い日本海や太平洋ではできるわけもなく。そのうちもっと大きな海外の湖でこのコンテストが開かれる日が来るのでしょうか?
落日と共にたそがれたまま終わるのもちょっと物悲しい便りになりそうなので、今回は飛び立つ話で締めてみました。(笑)
さて、夏の暑さを楽しむ方法でも考えましょう!そういえば、幾久しくスイカ割りやってないなぁ。今年は久しぶりに奥びわ湖で泳いでみようかな。
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