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旅亭懐石 のとやのお知らせ・ブログ
◆ 冬から春にかけて食べていただきたい「のどぐろ」
更新 : 2019/3/9 10:33
のどぐろとは、アカムツとも呼ばれる白身魚。
白身魚特有のサッパリとした味わいではなく、
脂と旨味たっぷりのとろけるような舌ざわりで、
「白身の大トロ」と呼ばれることもあります。
喉の奥が墨で塗ったように黒いため、
金沢ではアカムツより「のどぐろ」の名前で親しまれています。
のどぐろは、
金沢を中心とする北陸地方で多く水揚げされるので、
日本海の魚というイメージが強いですが、
実は日本でもいろいろな地域で水揚げされるようです。
のどぐろの産地であると同時に
日本でも有数ののどぐろ消費地でもある金沢には
全国からたくさんののどぐろが搬入される場所でもあります。
超高級白身魚としての地位を確立しつつある『のどぐろ』ですが、
その最大の特徴はなんといってもその脂の旨みと舌ざわりでしょう。
赤いダイヤとも、泳ぐ松坂牛とも言われるほど
脂のノリが良い魚です。
たっぷりと脂が乗った刺身はまさに「白身のトロ」。
塩焼きや煮付けは、
薄赤色の皮目をふわっと割ると、
たちまちほぐれ脂がこぼれ落ちる極上の身が味わえます。
これからの時期の『のどぐろ』を是非ご賞味ください。
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