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歴史生きづく宿 環翠楼のお知らせ・ブログ
幕末のファーストレディ 〜天璋院篤姫〜
更新 : 2014/11/3 22:18
こんにちは♪広報隊長コロ助です。
本日は環翠楼のミニ歴史についてで〜す。
当時32才の若さで亡くなった静寛院宮和宮の遺構をたずねて
「天璋院篤姫」が環翠楼にお越しになりました。
「君が齢(よわい)とどめかねたる早川の 水の流れも うらめしかな」
この和歌は和宮さまを偲んで篤姫さまが環翠楼で読んだ歌です。
和宮さまが亡くなった場所に行きたいと「熱海、箱根湯治」の際
環翠楼に立ち寄られて、その建物を見て胸がふさがり
懐旧の涙が袖をしぼるほどあふれるのを
篤姫は抑えることができなかったと謂われています。
(熱海箱根湯治日記より引用して意訳)
時代を生きた女性ふたり。
絆が深かったことが分かる和歌ですよね。
鹿児島を去って二〇余年。箱根の湯につかった天璋院の脳裏には
嫁いでから一度も帰ることの無かったふるさとの湯が
よみがえったと言われています。
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