宿番号:360828
おおさむこさむ♪
更新 : 2010/2/6 23:55
おおさむ こさむ 山から小僧が泣いてきた なんと言って泣いてきた 寒いと言って泣いてきた♪
ということで、寒いです。立春を過ぎたと言うのにこの寒さ。
雪も降っていますが、昨日今日と風が強い強い。今回の雪は滋賀県の南部の方まで広がっているようで、信楽に住む方から積雪20cmの便りをいただきました。でも、冬らしくって良いですね。ここ数年、なんとなく実感の湧かない冬が多かっただけに、ちょっと幸せな気分です。厳しい冬だからこそ、ポカポカ陽気の春が一段と待ち遠しくなるわけですから。
ということで、ちょっと用事があって久々に湖西線に乗車。
今日は強風のためダイヤが乱れに乱れて、一組どうしてもたどり着けなさそうなお客様から対岸のマキノ駅で動けないとの緊急電話をいただき、お迎えにあがりました。北陸へお出かけの皆様、強風の日は東海道線側からのアプローチがお薦めですよ。と、話が横道に逸れるところでした・・・。お伝えしたかったのは、ローカルな近江塩津駅の話!
北陸本線を米原駅から敦賀方面に向かうと、大阪方面から特急が利用する湖西線との合流地点に「近江塩津」駅があります。ここは琵琶湖の最北端で、その昔、渡来人や紫式部など都から日本海側へ抜ける際に船を着けた港があった場所です。福井県と滋賀県の県境に広がる山々を越え、日本海に向かって一気に海抜を下げる直前のこの場所は、列車にとって非常に重要なポイントです。高度差を合わせるべく、湖西線がとっても高い跨線橋を渡ってやってきます。だから風が命取り。で、高いところに駅を設けたので、ホームに行くのも一苦労。こんな具合で階段もあります。で、乗り継ぎも不便な時があり、駅前にはなんにもない。でも、なんだかローカル感満載でワクワクしちゃうんです。
最近「びわいち」なんて名前で琵琶湖一周することが流行ってますが、電車で巡るもの良いもの。特に冬のびわ湖は北と南で全く違う表情を見せるので面白いですよ。
ちょっと出かけませんか?今の時期、たくさんの水鳥達も迎えてくれますよ。
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