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村杉温泉の取り組みが新潟日報紙に掲載されました!
更新 : 2015/8/30 21:45
村杉温泉での取り組みが新潟日報紙の8月30日朝刊に掲載されました!
以下記事抜粋です。
村杉温泉は1,335年、足利家の武将だった荒木正高が薬師如来のお告げで温泉を見つけたという。ラジウムを多く含み、特に婦人病にこうかがあるとされる。
大正期に17軒の旅館があったが、現在は7軒にまで減った
旅館関係者は「にぎわいを取り戻せないか」と模索する中で、村杉に残された講話に着目した。1921(大正10)年、東京の日比谷公園設計などに携わり「日本の公園の父」とされる林学博士、本多静六氏が村杉を訪れ「村杉ラヂウム温泉風景利用策」を述べていた。
利用客は「多量のラジウムを含有する温泉、広大な松林、清麗なる渓流・豊富な水を活用し、温泉全体を公園とし、森林や散歩道を整備」することを庭園する壮大な計画で、失言する事はなかった。
一方で、24年に本多氏が講演で同様の利用策を提唱した大分県の湯布院では、温泉を書くとしたまちづくりを進め、全国有数の温泉地となった。
村杉の旅館関係者は「第2の湯布院を目指したまちづくりをしよう」と立ち上がった。
温泉街の活性化や地域環境の保全活動に取り組む「村杉を愛する会」の荒木善紀会長(53)は「利用策が眠ったままなのはもったいない。掘り起こして実現したい」と考え、実施できないか県に相談した。2009年に県の地域活性化事業に選ばれ、利用策を基に遊歩道の整備を始めた。
愛する会などは13年、集落内の散策マップが書かれたパンフレットを作成。観光客に好評で4回増刷し、2万5千部発行した。清水を飲める場所やベンチを置き、休憩スペースも設けた。パンフレットを手に温泉街や遊歩道を歩く温泉客も増えている。愛する会の荒木勝志事務局長(71)は「温泉客が浴衣で歩けるように、整備を続けていきたい」と意欲を燃やす。
阿賀野市で13年、ラジウム、ラドン温泉のある全国5市町の関係者が集まり。フォーラムを開いた。ことし6月には、5市長の首長がm温泉を利用した健康づくりができる「温泉利用型健康増進施設」の基準緩和を求める要望を厚生労働大臣に提出した。
荒木会長は「利用策は壮大な構想だが、ラジウム温泉を核にして、健康づくりを提供できる温泉地を目指したい」と意気込んだ。
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