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2023.11.14

【フランス料理のテーブルマナー】食事や服装の基本マナーはこれでばっちり!

フランス料理を食べにいくことになったけど、テーブルマナーが不安。
そんな人向けの「フランス料理の食事のマナー」を、マナー講師の森下あさみさんに教えていただきました。

これさえ知っておけば、安心!基本のテーブルマナーをコース料理の流れに沿って解説します。

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フランス料理のマナーの基本

フランス料理のマナーにおいて基本中の基本、「ナイフ・フォーク」と「ナプキン」の使い方について解説します。

1. 「ナイフ・フォーク」の正しい使い方

「ナイフ・フォーク」の使う順番

フランス料理のマナー

ナイフやフォークなどのカトラリーは「外側から順に」使いましょう。
ちなみに、写真上のスプーンはデザート用です。

「ナイフ・フォーク」の持ち方

フランス料理のマナー

フォークは左手、ナイフは右手(左手の方は逆に持ち変える)に持ち、それぞれ人差し指を添えて持ちます。ひじをはらず、リラックスした姿勢で持つようにするとスマートです。

また、ナイフやフォークを落としてしまったときは、自分で拾わずにスタッフの方に拾ってもらうようにしてください。これはナプキンに関しても同じです。

食事中の置き方

フランス料理のマナー

食事中はナイフとフォークをお皿の上に「ハの字」になるように置きます。
このとき、ナイフの刃を内側(自分側)に、フォークは背を「上」にしましょう。

食べ終えた後の置き方

フランス料理のマナー

食後は写真のように揃えて置きます。
ナイフの刃を内側に、フォークは背を「下」に。フォークの向きは食事中と逆なので注意してください。

2.「ナプキン」の正しい使い方

ナプキンを広げるタイミング・広げ方

フランス料理のマナー

ナプキンを広げるタイミングは、ドリンクやお水を持ってきてくれたとき。
二つ折りにして、折り目を自分の方に向けてふとももの上に置いてください。

口や手を拭くのはナプキンで

フランス料理のマナー

口や手を拭くときは、ナプキンの「内側の端」を使ってください。
自分のハンカチなどを使って拭いてしまうと、「このナプキンは汚れていて使えない」という意志表示になってしまい、お店の方に失礼となってしまいます。

中座のときに置く場所

フランス料理のマナー

食事中に席を立つときは、「軽くたたんで背もたれまたは椅子の上に置く」のが基本です。

また、お化粧室に行くタイミングは注意が必要です。「オーダー前」「お料理がテーブル上にあるとき」はNG。なるべくデザート前やお会計前に行くようにして、お隣の方に「ちょっと御化粧室に行ってまいります」と一声かけるようにしてください。

食後に置く場所

フランス料理のマナー

食事が終わったら、簡単にたたんでテーブルの上に。
ここでキレイにたたんでしまうと、「料理が美味しくなかった」というメッセージになってしまいます。

フランス料理の正しい食べ方~コースの流れに沿って

それでは、いよいよ実際のコースの流れに沿って、それぞれの正しい食べ方・マナーについて解説していきましょう。

ドリンクの注文方法

フランス料理のマナー

フランス料理のお店では、まず最初に食前酒を注文するのが一般的です。迷ったら、シャンパンを頼むのが無難でしょう。
その後は、食事に合うものを注文しますが、前菜や魚料理には白ワインが合います。
あまりお酒が強くないなら無理にボトルで頼まなくても大丈夫です。

ワンポイント/グラスの持ち方

フランス料理のマナー

持ち方は、シャンパングラスでもワイングラスでも同じ。
親指~中指の3本でもって、薬指で固定します。上の方を持つとドリンクがぬるくなってしまうので、なるべく下の方をもつようにしましょう。

パンの食べ方とタイミング

フランス料理のマナー

パンを食べるタイミングに決まりはありませんが、オードブルと一緒くらいがいいでしょう。最初から食べても問題はありません。
ただ、パンはメインのお皿と一緒に下げられてしまうので、それを想定して調節するようにしてください。

直接かぶりついたりせず、一口サイズにちぎって食べるように。バターやオリーブオイルをつけるのも、一度ちぎってからにしてください。

ワンポイント/パンくずを出にくくするためのコツ

フランス料理のマナー

パンの「角」をお皿につけてちぎると、パンくずが飛び散らずにキレイに食べることができます。

アミューズの食べ方

フランス料理のマナー

小前菜とも呼ばれるアミューズは、オードブル(前菜)の前のお店からのおもてなしです。
一口で食べられるものがほとんどなので、そのままいただくようにしてください。
アミューズ用のカトラリーが無い場合は、手づかみでOKです。

オードブルの食べ方

フランス料理のマナー

メニューの内容はお店によって様々なので一概には言えませんが、美しく盛りつけされたものが多いです。
例えば魚と野菜を重ねて作られたメニューだったら、崩れないように食べると上品。コツは、魚を一口分、一度横によけて野菜やソースをつけて食べることです。

また、リーフ系(長さのある野菜)の食材はフォークで押さえつつナイフを使ってたたんで、一口の大きさにして食べるといいでしょう。

スープのいただき方

フランス料理のマナー

スープは手前から奥にスプーンを動かしてすくうのがマナーです。
口に入れるときは、音をたてないように!吸うのではなく、「流し込む」ようにいただきましょう。

ワンポイント/スープの量が少なくなってきたら

フランス料理のマナー

量が少なくなってきたら、皿を左手で右奥に傾けてすくってください。
無理にそのまますくおうとすると、音も出てしまいますしお皿やスプーンが傷ついてしまう可能性もあるので注意してください。

魚料理の食べ方

フランス料理のマナー

身が崩れてしまわないように、丁寧に切っていきましょう。魚の「筋」に沿って切っていくと切りやすいです。

また、魚の下にある付け合わせは、魚と一緒に食べてもいいし交互に食べてもいいですが、どちらかだけ残らないようにバランスを見て食べるようにしてください。

肉料理の食べ方

フランス料理のマナー

肉料理も、魚料理と同じく「筋」に沿うようにすると切りやすいです。このとき、斜めにナイフを入れるとさらに切りやすくなります。付け合わせも、魚同様、肉とのバランスを見て食べてください。

また、最初に全部切り分けるのはマナー違反です。肉汁が流れてしまってせっかくの料理が台無しになってしまうからです。

ワンポイント/肉の焼き加減について

知っておいた方がいい知識として、焼き加減があります。事前に「焼き加減はいかがいたしましょう?」と聞かれるので、覚えておいてくださいね。

≪下にいくにつれ、しっかりと火を通す焼き方になります≫
・レア
・ミディアムレア
・ミディアム
・ミディアムウェルダン
・ウェルダン

迷ったら、ミディアムまたはミディアムレアにするのが無難です。

デザートの食べ方

フランス料理のマナー

数種類のデザートが出てきた場合、食べる順番は薄い味のものから。ただし、アイスクリームなど溶けるものがある場合は先に食べるようにしましょう。

また、ケーキなどフルーツの乗っているものは、そのフルーツをなるべく最後に食べるようにすると、お皿の上が最後まで美しく見えるようになり上品です。

コーヒー・紅茶のいただき方

フランス料理のマナー

コーヒーのカップを持つときは、ソーサー(受け皿)は持たないのがマナーです。紅茶の場合は、テーブルが低ければ持ってもOK。

ミルクを入れたら、前後に2~3回だけまわします。あまり混ぜすぎないように注意してください。
砂糖は、角砂糖の場合はスプーンの上にのせて沈めるように。ポトンと落とすとコーヒーが飛び散ってしまうためです。

ワンポイント/持ち手が左側にあったら

フランス料理のマナー

カップの持ち手が左側にある場合は、右手でくるっと外側から180度まわして、右側に持ってくるようにしましょう。

トリクルマガジン編集部  トリクルマガジン編集部

プロモーションから紙・WEBコンテンツの企画・制作・編集・撮影まで。ただコンテンツを作るだけではなく、課題に対するソリューションを提供できるところが強みです。(http://tricle-llc.co.jp/)

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