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2019.05.10

鎌倉・明月院のあじさい2019!開花や見ごろはいつ?アクセス、混雑を避けるコツも

鎌倉随一のあじさいの名所・明月院。
今回は、明月院を訪れたら絶対見逃せない見どころやあじさいを快適に見るためのコツを、明月院の方に教えていただきました!

ここで見られるあじさいは「明月院ブルー」と呼ばれ、吸い込まれそうなほど澄んだきれいな青い色が特徴です。

ぜひ見ごろを逃さずに、足を運んでみてくださいね!

記事配信:じゃらんニュース

<目次>
■明月院のあじさいの開花時期と見ごろは?
■一度は見ておきたい「明月院ブルー」
■混雑する時期はいつ?ゆっくり見るためには?
■あじさい鑑賞と一緒に楽しみたいスポット
■明月院へのアクセス

明月院のあじさいの開花時期と見ごろは?

北鎌倉の緑豊かな地に佇む古刹・明月院。1160年創建の明月庵を起源とする寺で、境内全域が国指定の史跡となっています。鎌倉で最大級の大きさを誇るやぐらや、北条時頼の墓と伝わる宝篋印塔など、歴史的に貴重な見どころが多い地です。

明月院のあじさい
晴天の日よりも、薄曇りや小雨の日に美しさが際立つあじさい

明月院は周りを山で囲まれ、その山並みを活かした草木の景観が特徴で、6月になるとあじさいが境内を埋め尽くすように咲き乱れます。そのため、鎌倉の数あるあじさいの名所の中でも「あじさい寺」と呼ばれ、多くの人に愛され続けています。
開花時期は例年5月下旬から6月下旬まで。6月10 日頃から下旬にかけて花の最盛期を迎えます。

一度は見ておきたい!美しいあじさいの「明月院ブルー」

明月院のあじさい
山門下の正面参道は押さえておきたいフォトスポット

明月院には、日本古来の「ヒメアジサイ」という品種が主に植栽されており、吸い込まれそうなほど澄んだ青色が特徴。約2,500株のあじさいが参道を埋めつくすように咲き、その美しい色彩は「明月院ブルー」と称されています。

見渡す限り青いあじさいが咲いている様子は、透明感があり、どこか洗練された空気感も感じられます。その不思議な雰囲気を演出するあじさいを見るために、6月になると多くの拝観者が明月院を訪れます。

山門下の正面参道だけでなく、渓谷道、中参道、帰る際に通る車道など、境内の至る場所で両側にあじさいが植栽されているので、あじさいを愛でながら、境内をゆっくりと散策する贅沢な時間が過ごせそうです。

混雑する時期はいつ?ゆっくり見るためには?

明月院のあじさい
色づき始めのグラデーションのあるブルーも見応えがあります

鎌倉随一のあじさいの名所というだけあり、花が見ごろのピークを迎える6月10日以降の土日は、例年かなり混雑します。
特に土日の開門から14:00までは、綺麗なあじさいを求めて参拝者が集中して訪れる時間帯のため、拝観受付の列が長くなることがあります。土日でも待ち時間を短く入場をしたい方は開門と同時か、時間をずらして午後ゆっくり訪れてくださいね。

また、できるだけ人混みを避けて訪れたいなら、平日9:00~11:00頃と15:00~17:00頃がおすすめです。
平日でも開門前から並んで待つ人もいますが、9:00を過ぎるとその列も解消して待たずに中へ入れるとか。焦らずにゆっくりと訪れるのがポイントですね。

明月院(あじさい寺)
あじさいは咲き始めから、日を追うごとに色濃く変化します
 出典:じゃらん 観光ガイド 明月院(あじさい寺)

明月院のあじさいは、色が淡く、可憐な咲き始めもまた趣のある魅力に満ちています。訪れるタイミングにより全く違う姿を見せてくれる明月院のあじさいは、一見の価値あり!

参拝客が大勢訪れる前の5月下旬はあじさいと静かにじっくり向き合えるとあって、例年訪れている人たちから密かに好評の訪問時期。青く色づき始めたあじさいを楽しむため、その時期を狙ってみてはいかがでしょうか。

ここ2・3年はあじさいの開花が早かったそうですが、2019年はどうなるか楽しみですね。確実に開花しているあじさいを見たい方は、事前に明月院に問い合わせをしてから訪れるのがおすすめです。

あじさい鑑賞と一緒に楽しみたいスポットも満載!

花菖蒲が咲く時期だけ限定公開の本堂後庭園へ

本堂後庭園
本堂後庭園には、別途500円(税込)の拝観料がかかります

6月上旬~中旬には、本堂後庭園の花菖蒲が開花します。あじさいの開花と同時期に花菖蒲も満開を迎えるとあって、両方を楽しめる贅沢な期間です。

ここは、普段は入ることができない庭園ですが、約3,000株の花菖蒲が開花している期間だけ特別に公開されているので、ぜひとも訪れておきたいスポットです。

下記でご紹介する「悟りの窓」から、この花菖蒲が見えるのもこの時期だけ。円窓から見える景観は紅葉が有名ですが、花菖蒲もとっても素敵なので、お見逃しなく!

まるで絵画のような円窓からの景色

明月院(あじさい寺)
別名「悟りの窓」と呼ばれる円窓
 出典:じゃらん 観光ガイド 明月院(あじさい寺)

方丈と称される本堂にあつらえられた円窓も、明月院の見どころ。窓の向こうには本堂後庭園が広がっており、丸いキャンバスに描かれたような風情ある景色が楽しめます。

この丸窓からは、季節により見える草木花は異なり、花菖蒲や新緑、紅葉など四季折々の風景を眺めることができます。訪れるたびに違う表情を見せてくれそう。

趣のある茶屋でちょっとひと休み

明月院(あじさい寺)
風情ある「月笑軒」。抹茶と和菓子のセットは700円(税込)
 出典:じゃらん 観光ガイド 明月院(あじさい寺)

境内の散策途中にひと息つくなら、茶屋の「月笑軒」へ。ここでは、和菓子や抹茶のほか、ソフトドリンクがそろっています。目を閉じると、鳥のさえずりや水琴窟の涼やかな音、風の香りを楽しむ雅なひと時を過ごせますよ。

ピーク時のあじさい観賞はとても混雑しているので、境内を一回りして疲れたら、ここで休憩してから次の観光地へ向かうのがおすすめです。

明月院へのアクセスをご紹介

見どころ満載の明月院を訪れるなら、駐車場がないため、電車利用がおすすめです。

JR横須賀線「北鎌倉」駅から徒歩約10分。駅から細い川沿いの道を進むと明月院へとたどり着くことができます。駅からは他に道がないので、迷うことなく辿り着けるはず。

道中は住宅街も通るので、住民の方の迷惑にならないよう静かに進んでくださいね。

明月院(あじさい寺)
左折する前に踏み切りに出会ったら、ちょっと進み過ぎているので戻りましょう!
 出典:じゃらん 観光ガイド 明月院(あじさい寺)
■明月院(あじさい寺)
[住所]神奈川県鎌倉市山ノ内189
[拝観時間]9時~16時(6月は8時30分~17時)
[閉門日]なし
[アクセス]【車】横浜横須賀道路「朝比奈」インターより約7Km【電車】JR横須賀線「北鎌倉」駅より徒歩約10分
[拝観料]500円、小・中学生300円 ※6、11月の本堂後庭園特別公開:別途500円(税込)
[駐車場]なし
「明月院(あじさい寺)」の詳細はこちら

まとめ

あじさい
あじさいの撮影に、三脚・一脚の使用はNGなので注意しましょう

訪れた人を包み込むように優しく咲き誇る明月院のあじさい。梅雨どきのしっとりとした空気の中で美しい花と向き合う時間は、きっと知らぬ間に心に癒しを与えてくれるはずですよ。
毎日のように雨が続く憂鬱な梅雨も、あじさいと花菖蒲の両方を楽しめる明月院で、気分も爽快に!

※この記事は2019年4月時点での情報です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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