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2024.07.25

【全国】満天の星が見られる星空スポット26選!おすすめの夜空を紹介

満天の星が見られる全国各地のおすすめスポットを紹介します。キレイな星空で評判の長野県阿智村や、氷上露天風呂で温泉に浸かりながら空を眺められるしかりべつ湖コタン、夜空に手が届きそうなほど標高の高い山など、バラエティ豊かな場所がたくさん。

見頃やアクセスなどの観察にぴったりの季節情報もあるので最後までチェックしてくださいね。自分の星座を見つけたり、流れ星に願いを込めたりと、星空を見ながら思い思いの時間を過ごしてみませんか?

【北海道】糠平湖

年間を通して星空観察ができるスポット

(画像提供:ぬかびライフ)

「糠平湖(ぬかびらこ)」は大雪山国立公園内に位置する、水力発電専用ダムとしてつくられた人造湖です。

夏は新緑、冬は雪景色と季節ごとに様々な表情を見せてくれるスポットですが、湖岸の展望台から見上げる夜空も絶景。

1年を通して夜は真っ暗になるので、星の瞬きを撮影するには絶好の場所です。夜は暗く危険なため、単独行動は可能な限り控えてください。また、移動中に足元を照らすライトの装備も忘れずに準備しましょう。冬は防寒対策をしっかりとして、雪道に十分気を付けてください。

■糠平湖
北海道河東郡上士幌町黒石平31-3
散策自由
なし
無料
帯広駅よりバスで1時間40分/道東自動車道音更帯広ICより1時間30分
あり(無料)
「糠平湖」の詳細はこちら
「糠平湖」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:ぬかびライフ)

【北海道】しかりべつ湖コタン

氷上露天風呂から見上げる満天の星

(画像提供:鹿追町観光協会)

冬期限定で開催される「しかりべつ湖コタン」は、凍結した然別湖(しかりべつこ)の湖上に出現する“幻の村”。

建物は全てが氷と雪だけで作られていて、春になると全て溶けてなくなってしまうため楽しめるのは冬のみ。冬の空は晴天率が高く、星が見えやすいそうです。また会場には人工的な灯りが少なく、日没後すぐから星空を楽しめます。

(画像提供:鹿追町観光協会)

村内には、氷上露天風呂もあり、温泉に浸かりながら満天の星を眺められるのもポイント。

夜はマイナス25度前後とかなり寒くなるので、しっかりと防寒対策をしましょう。バスでのアクセスも可能ですが、本数が少ないため事前に確認してくださいね。

■しかりべつ湖コタン
北海道河東郡鹿追町然別湖畔
9時~20時(施設により異なる)※詳細は公式ホームページで確認
不定
協賛金【小学生以上】500円【小学生以下】無料
帯広駅よりバスで1時間40分/道東自動車道十勝清水ICより1時間40分
あり(無料)
「しかりべつ湖コタン」の詳細はこちら

(画像提供:鹿追町観光協会)

【北海道】姫沼(姫沼園地)

夏の夜、ベンチに横たわって眺める天の川

(画像提供:利尻富士町役場)

原生林に囲まれた周囲約800mの湖「姫沼」。昼は静かな水面に美しい逆さ利尻富士が映り込み、夜は利尻山と星空を一緒に撮影ができる、知る人ぞ知るフォトスポットです。

周りに建物が何もなく明るい場所もないので、夏の夜には天の川を観賞できる日もあります。姫沼へ行く途中の「姫沼展望台」に設置されたベンチに横たわって空を見上げていれば、流れ星をたくさん見つけられそうですね。

真夜中の遊歩道や姫沼への道のりは暗いため、歩行や運転には十分注意してください。

■姫沼(姫沼園地)
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字湾内
散策自由
11月~4月※冬期間通行止め
無料
鴛泊フェリーターミナルよりバスで5分、徒歩20分/鴛泊フェリーターミナルより車で10分
あり(無料)
「姫沼(姫沼園地)」の詳細はこちら
「姫沼(姫沼園地)」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:利尻富士町役場)

【北海道】ちとせ美笛キャンプ場

支笏湖畔でキャンプをしながら楽しむ大パノラマ

ちとせ美笛キャンプ場

支笏湖と天然林“巨木の森”に囲まれた大自然の中にある「ちとせ美笛キャンプ場」。

湖岸にテントを張れば、雄大な景色をすぐ目の前に望むことができます。キレイな星空を見るなら、晴天確率の高い夏がおすすめ。日中からキャンプを楽しみ、夜は湖の水の音を聴きながら夜空をゆっくりと眺めてみてください。

キャンプ道具のレンタルやランドリー室などの施設も充実していて、札幌からも車で1時間30分とアクセスしやすいのも魅力。キャンプ場は混み合うため早めに予約すると良いそうです。

■ちとせ美笛キャンプ場
北海道千歳市美笛
【宿泊】チェックイン11時~19時、チェックアウト】7時~10時【日帰り】チェックイン11時~19時、チェックアウト19時まで
オープン期間中はなし(開設期間5月上旬~10月下旬)
【宿泊】大人2000円、小・中学生1000円、未就学児(4歳以上)400円【日帰り】大人1000円、小・中学生400円、未就学児(4歳以上)200円※未就学児(4歳未満)は無料※市内在住者は料金が異なる
道央自動車道苫小牧中央ICより40分
あり(無料)
「ちとせ美笛キャンプ場」の詳細はこちら
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(画像提供:一般社団法人千歳観光連盟)

【福島県】鹿角平天文台

真っ暗闇の中で星空だけに集中できる絶景スポット

(画像提供:福島県鮫川村役場)

標高708mの丘の上に位置する「鹿角平天文台」。周辺には視界を遮る建物もなく、人工的な灯りの影響がないため、360度に満天の星が広がります。

(画像提供:福島県鮫川村役場)

冬は冷たく澄んだ空気の中で、無数の星が鮮明に見られます。周囲に建物がなく、真っ暗闇の中で星空を堪能できるのも魅力。眼下の広大な草原風景とともに美しい星を楽しむのもいいですね。

事前予約で、インストラクターによる望遠鏡を使用した「観望会」に参加も可能。冬は防寒対策を忘れないようにしましょう。街灯がないため、足元を照らせるライトがあると便利です。

■鹿角平天文台
福島県東白川郡鮫川村大字青生野字世々麦307 鹿角平観光牧場内
19時30分~21時(夏季は20時~)
事前予約制※1週間前までに鮫川村公式ページより鮫川村役場農林商工課に申込
無料
磐城塙駅よりタクシーで50分/常磐自動車道いわき勿来ICより40分
あり(無料)
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(画像提供:鮫川村役場)

【福島県】秋元湖

幻想的な湖の風景とともに眺める星々

(画像提供:裏磐梯観光協会)

朝焼けや夕焼けの美しい風景が評判の「秋元湖」。

周囲19.8kmと、福島県・裏磐梯エリアでは「桧原湖」に次ぐ大きな湖です。明治時代に起きた磐梯山の噴火によって誕生した堰止湖で、湖内には小島がいくつも点在しています。湖面に反射した島影は幻想的な風景を演出してくれます。

(画像提供:裏磐梯観光協会)

朝焼けや夕焼けだけでなく、夜になると美しい星空が観賞できることでも知られた、福島県でも有数のフォトスポットとしても評判です。

星空撮影は、空気が澄んで星々がはっきりと見える冬がおすすめ。豪雪地帯で冬は冷え込むので、防寒対策をして行きましょう。

■秋元湖
福島県耶麻郡北塩原村大字桧原
散策自由
なし
無料
猪苗代駅よりバスで24分/常磐自動車道いわき勿来ICより40分
あり(無料)
「秋元湖」の詳細はこちら
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(画像提供:裏磐梯観光協会)

【群馬県】県立ぐんま天文台

古代にタイムスリップしたかのように惑星や星団を眺められる

(画像提供:県立ぐんま天文台)

標高885mの位置にある「県立ぐんま天文台」。

敷地内には、インドのジャンタル・マンタルやイギリスのストーンサークルといった古代遺跡を再現した屋外モニュメントが設置されています。各モニュメントの近くで見上げる星空は古代へのタイムスリップ感があり、非日常を味わえます。

(画像提供:県立ぐんま天文台)

夏から秋にかけては、“夏の大三角”や、ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)の間に流れる天の川を天文台から観賞することもできるそうです。

天文台では、職員が望遠鏡を操作しながら星の解説をしてくれる「夜間の天体観望」が開催されているので、事前にホームページで開催日を確認してくださいね。世界有数の大きな望遠鏡で、星団や惑星を満喫してみましょう。

■県立ぐんま天文台
群馬県吾妻郡高山村中山6860-86
【3月~10月】10時~17時、19時~22時【11月~2月】10時~16時、18時~21時
月(月が祝日の場合は翌平日)
入館料【大人】300円【高校生・大学生】200円【中学生以下】無料
渋川駅・上毛高原駅・中之条駅よりタクシーで25分/関越自動車道月夜野ICより20分・関越自動車道渋川伊香保ICより25分
あり(無料)
「県立ぐんま天文台」の詳細はこちら
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(画像提供:県立ぐんま天文台)

【栃木県】三本松園地

周囲に光が少ない標高1400mの場所で星空を堪能

(画像提供:日光市観光協会)

湯ノ湖と中禅寺湖の中間に位置する「三本松園地」では、一年を通して美しい星を眺められます。

特に空気の澄んだ冬は、夜空に輝く星がよりキレイに見えます。日没頃から、空の色の変化とともに楽しむのも素敵ですよ。

周囲には明るい照明の建物などがないため、光の影響をほとんど受けず、数々の星を眺められるのだとか。真冬は氷点下10度以下まで気温が下がるので、防寒対策を徹底してください。また雪が積もるため、冬用タイヤを装着し安全運転で向かいましょう。

■三本松園地
栃木県日光市中宮祠
散策自由
なし
無料
日光駅・東武日光駅よりバスで1時間5分/日光宇都宮道路清滝ICより40分
あり(無料)

(画像提供:一般社団法人日光市観光協会)

【埼玉県】堂平天文台 星と緑の創造センター

91cmの望遠鏡で楽しむ星空観望会

(画像提供:ときがわ町産業観光課)

「堂平天文台 星と緑の創造センター」は、標高876mの堂平山山頂にあります。観測ドーム内客室やログハウス、バンガローなど、高原での宿泊やデイキャンプを楽しめるアウトドア施設です。

晴れた日であれば通年で星空を見られますが、空気が澄んだ秋から冬にかけての季節が特にキレイに見えるのでおすすめ。夜間は宿泊者以外立ち入れないので、星を満喫するには宿泊予約を忘れずにしましょう。

(画像提供:ときがわ町産業観光課)

第2・第4金曜に開催される要予約の「星空観望会」では、国立天文台だった頃に使用していた主鏡91cmの反射望遠鏡で星を観察できます。星空観望会以外の日程で望遠鏡を利用したい場合は、別途相談してみてくださいね。

標高が高いため、夏季でも涼しく冬季は冷え込みます。暖かい服装で星空観望をしてくださいね!

■堂平天文台 星と緑の創造センター
埼玉県比企郡ときがわ町大字大野1853
【3月~10月】9時30分~17時30分【11月~2月】9時30分~16時30分
1月~2月(土・日は予約のみ対応)
第2・第4金曜の星空観望会(要予約)【高校生以上】200円【小・中学生】100円【小学生未満】無料※営業時間内の敷地内への入場は無料。天文台の見学は管理人に申し出が必要。天候等により開催できない場合もあり※宿泊、デイキャンプでの利用料金は公式ホームページで確認
関越自動車道嵐山小川ICより50分/関越自動車道東松山ICより1時間
あり(無料)
「堂平天文台 星と緑の創造センター」の詳細はこちら
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(画像提供:ときがわ町商工観光課)

【東京都】ウェザーステーション展望台

優しい波の音に身をゆだねながら楽しむスターウォッチング

(画像提供:小笠原村観光局)

小笠原諸島の父島にある「ウェザーステーション展望台」は、標高150mの位置するスポットです。以前、気象観測所があった場所にウッドデッキが設置され、美しい夕日を望めたり、12月~5月頃のシーズン中にはホエールウォッチングができることで評判です。

夜は、満天の星が観察できる絶景スポットに変わります。観光客はもちろん、地元の人たちも見に来るほどキレイなのだとか。海の穏やかな波の音とスターウォッチングをぜひ満喫してください。

■ウェザーステーション展望台
東京都小笠原村父島字三日月山
散策自由
なし
無料
二見港より車で10分
あり(無料)
「ウェザーステーション展望台」の詳細はこちら

(画像提供:小笠原村観光局)

【長野県】ヘブンスそのはら

ロープウェイで標高1400mの山頂へ。満点の星と光の演出が見事

(画像提供:ヘブンスそのはら)

星空がキレイなことで知られる長野県阿智村で開催される星空ツアー。

山麓駅から富士見台高原ロープウェイに乗車し、標高1400m地点まで約15分!山頂駅を降りると、絶景の星空が視界いっぱいに広がっていますよ。

(画像提供:ヘブンスそのはら)

エリア内は、光の演出が楽しめるエントランスゾーンや、ガイドによる星空解説が聞ける体験ゾーン、星空をじっくりと観察できるサイレントゾーンに分かれています。チケットは完全予約制のため、公式ホームページから事前購入した上で向かいましょう。

■ヘブンスそのはら
長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
【ゴンドラ乗車】17時~20時【星空観賞】20時~21時※下りゴンドラは常時運行、季節により変動するため公式ホームページを確認
なし※営業期間は公式ホームページを確認
星空ナイトツアー【大人】2600円~【小・中学生】1300円~【小学生以下】無料※料金は変動制
飯田駅よりタクシーで40分/中央自動車道園原ICより5分/中央自動車道飯田山本ICより20分
あり(無料)
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(画像提供:ヘブンスそのはら)

【長野県】国立天文台野辺山宇宙電波観測所

天体の研究施設で眺める美しい星空

(画像提供:国立天文台、撮影:依田貴臣)

長野県の南牧村に位置する「国立天文台野辺山宇宙電波観測所」は、研究者が天体観測や研究を行うための施設です。

不定期に開催される「ナイトツアー」(要予約・有料)では、ガイドと一緒に夜の構内や45mの大きさを誇る電波望遠鏡を見学しながら、星座観望ができます。(主催者:南牧村振興公社)

構内の望遠鏡や観測装置など、一部は無料で見学が可能。夜間は立ち入り禁止ですが、周辺から見る星空も言葉を失うほどの美しさですよ。

■国立天文台野辺山宇宙電波観測所
長野県南佐久郡南牧村野辺山462-2
8時30分~17時※ツアーの開催時間は公式ホームページを確認
年末年始
入場無料※ツアー料金は有料、詳細は公式ホームページを確認
野辺山駅よりタクシーで5分/中央自動車道長坂ICより20分
あり(無料)
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(画像提供:国立天文台、撮影:依田貴臣)

【山梨県】河口湖

富士山と煌めく星空のコラボレーション

河口湖

富士五湖の1つである「河口湖」は、“逆さ富士”が見られるスポットとして知られています。

富士山と星空のコラボレーションを存分に楽しみたいなら空気の澄んでいる冬がぴったりだそう。河口湖畔のウォーキングトレイルで散歩しながら自然を感じ、星空を観測するのもいいですね。

また河口湖に面した大石公園には、6月下旬~7月下旬にかけてラベンダーが咲き誇り、ラベンダー・富士山・星空がコラボレーションした幻想的な写真を撮影できます。

■河口湖
山梨県南都留郡富士河口湖町
散策自由
なし
無料
河口湖駅よりバスで7分/中央自動車道河口湖ICより20分
あり(無料)
「河口湖」の詳細はこちら
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(画像提供:富士河口湖町)

【山梨県・埼玉県】笠取山

富士山と雲海の上で輝く美しい星々

(画像提供:甲州市観光協会)

「笠取山」は、山梨県甲州市と埼玉県秩父市の境に位置する、笠型をしたなだらかな山です。標高は1953mで、山頂からは富士山をはじめとした雄大な山々の眺めを楽しめます。

(画像提供:甲州市観光協会)

天候に恵まれた夜なら、雲海に浮かぶ富士山と美しい星空を同時に見られるかもしれません。視界いっぱいの絶景を堪能できそうですね。

冬は登山道の凍結や積雪も発生する可能性もあります。また夜間の移動はとても危険なので、安全対策とルートを確認した上で、観賞してくださいね。

■笠取山
山梨県甲州市/埼玉県秩父市
散策自由
なし
無料
中央自動車道勝沼ICより50分
あり(無料)
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(画像提供:甲州市観光協会)

【滋賀県】蔵王ダム

ダムの水面に映る星空がまるで絵画のような景色

(画像提供:日野観光協会事務局)

日野川を堰き止めた農業用水ダムである「蔵王ダム」。周囲を山に囲まれているため、夜には真っ暗になります。星の光を遮る物がないため、輝く星空が鮮明に観察できます。特に空気の澄んだ秋・冬の観賞がおすすめです。ダムの水面がまるで鏡のように星空を映し出す景色は、感動する人も多いのだとか。

(画像提供:日野観光協会事務局)

夜はバスの運行がないので、車でのアクセスが便利!麓の町に積雪がなくても、蔵王ダム付近は凍結や積雪の場合があるため最新情報を確認してから向かいましょう。

■蔵王ダム
滋賀県蒲生郡日野町蔵王333-97
散策自由
なし
無料
新名神高速道路甲賀土山ICより25分・名神高速道路八日市ICより25分
あり(無料)
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(画像提供:日野観光協会)

【兵庫県】兵庫県立大学西はりま天文台

世界屈指の“なゆた望遠鏡”で宇宙を感じる

(画像提供:兵庫県立大学西はりま天文台)

「兵庫県立大学西はりま天文台」は、研究活動とともに星と宇宙の魅力を通じてたくさんの人の楽しみや学びに貢献することを目的として、大撫山に開設された公開天文台です。

キレイな星空を見るなら、一等星が多く見られる冬がおすすめで、20時を過ぎると、一等星以外の星も見えてきますよ。

土・日・祝に開催している「観望会」(要予約、日曜のみ予約不要)では、公開用の望遠鏡としては世界屈指の大きさである“なゆた望遠鏡”を使用し、研究員の解説と一緒に満天の星を眺められます。敷地内には宿泊施設もあるので、ゆっくり休憩した後、夜の観望会に参加するのもおすすめですよ。

■兵庫県立大学西はりま天文台
兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2
9時~21時【施設見学】南館9時~18時、北館9時~17時
第2・4月曜(祝の場合は翌日)、12月28日~1月3日
見学無料
佐用駅よりタクシーで15分/中国自動車道佐用ICより15分
あり(無料)
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(画像提供:兵庫県立大学西はりま天文台)

【岡山県】井原市美星天文台

口径101cmの望遠鏡から覗く様々な天体

(画像提供:井原市美星天文台)

「美星天文台」は岡山県井原市美星町にあり、標高425mの高台に位置しています。

星空観賞は梅雨以外の新月期、晴れていて月のない夜がおすすめ。日没後1時間30分以降になると夕焼けが徐々に消えるため、真っ暗になります。

(画像提供:井原市美星天文台)

夜間営業時には、職員の解説付きで星空を眺める観望会が実施されています。口径101cmの大型望遠鏡による星の観察や、瀬戸内海まで見渡せる観望デッキでの星空案内など、じっくりと天体観測を楽しむことができます。

館内には、3Dメガネをつけて宇宙を学ぶ「4D2U」をはじめ、昼でも楽しめる様々な展示物もあるので、ぜひ一緒に見学してみてください。

■井原市美星天文台
岡山県井原市美星町大倉1723-70
【火・水】9時30分~16時【金・土・日・月】13時45分~16時、18時~22時
木、祝日の翌日、年末年始
入館料【小学生以上】300円
矢掛駅よりタクシーで20分/山陽自動車道鴨方ICより40分
あり(無料)
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(画像提供:井原市美星天文台)

【高知県】四国カルスト天狗高原

360度見渡せる見晴らし台で満天の星を堪能

四国カルスト天狗高原

標高1485mの天狗の森を最高峰に、東西25kmにわたって広がる四国カルスト。

遮る物や灯りのない高原では、360度、1年を通して星空を観賞できます。おすすめは、季節的に過ごしやすい夏!天の川もはっきり見え、同じ夜でも、日没直後と明け方で出現する星座が異なります。

(画像提供:津野町役場)

また天狗高原には遊歩道もあり、三角屋根の見晴らし台は、小高いところなので満天の星を見下ろすように楽しめます。星をテーマにした宿「星ふるヴィレッジTENGU」では、星空案内の解説を聞きながら、天体望遠鏡で土星なども見られます。(詳細はホームページを確認)

夏でも夜は寒いため、防寒対策をしっかり行ってくださいね。道が細く頂上までは距離があるので、車の運転には十分気を付けましょう。

■四国カルスト天狗高原
高知県高岡郡津野町芳生野乙
散策自由
なし
無料
須崎東ICより1時間10分
あり(無料)
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(画像提供:津野町役場)

【大分県】空の公園

気持ち良い潮風を感じながら眺める星空

空の公園

大分県佐伯市にあり、眼下に太平洋を一望する標高250mの公園。園内の芝生でのんびり星空を観察しながら、気持ちよい潮風を感じられます。

空の公園

夏は天の川、冬は一等星を眺められるそう。また冬は漁船の漁火が海に輝き、より幻想的なシーンを見ることができます。

公園から車で3kmの距離にある「空の展望所」から見る星空もおすすめ。春には鮮やかな芝桜、6月には紫陽花が見頃になるので、美しい花を背景にした星空撮影もいいですね。

■空の公園
大分県佐伯市米水津色利浦
散策自由
なし
無料
東九州自動車道佐伯堅田ICより30分
あり(無料)
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(画像提供:観光まちづくり佐伯)

【大分県】牧の戸峠

標高1333mから楽しむ満天の星

(画像提供:九重町観光協会)

別府と阿蘇を結ぶ“やまなみハイウェイ(県道11号線)”で最も高所に位置する「牧の戸峠」。標高が1333mで、周囲に人工的な灯りがなく、季節を問わず満天の星を楽しめます。

(画像提供:九重町観光協会)

星空は、牧の戸峠登山口から20分程歩くとある「牧の戸第一展望台」から眺められます。道中は登山道なので、歩きやすい靴を履いて行くのがおすすめ。また標高も高く、街の中心地よりかなり気温が下がるため、夏でも上着などを用意したほうがいいかもしれません。

公共交通機関(コミュニティバス)は夕方以降運行していないため、車でアクセスしましょう。

■牧の戸峠
大分県玖珠郡九重町湯坪
散策自由
なし
無料
豊後中村駅よりバスで1時間/大分自動車道九重ICより50分
あり(無料)
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(画像提供:九重町観光協会)

【大分県】くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星

天の川や普段見えない小さな星が見つけられる

くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星

久住高原の「くじゅう花公園」内にあるキャンピングリゾート。冬は花のオフシーズンで、満天の星がより美しく輝きます。普段はなかなか見る機会がない小さな星も観賞できますよ。

くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星

天気がよく雲のない日であればキレイな天の川、日によっては流星群が現れることもあります。

標高850mなため、平地より5~6度気温が低くなります。テント内には暖房器具や毛布が準備されていますが、防寒着を忘れずに準備しましょう。山岳気象特有の天候の変化も予想されるので、念のために雨具も持参しておくとよさそうです。

■くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星
大分県竹田市久住町大字久住4050(くじゅう花公園内)
チェックイン15時、チェックアウト10時
冬季休園あり※時期はホームページを確認
グランピング宿泊料【大人】1名(4名1室1人当たり)11940円~【2歳~小学生】1250円~※詳しくはホームページを確認
豊後竹田駅よりタクシーで30分/大分自動車道九重ICより50分
あり(無料)
「くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星」の詳細はこちら

(画像提供:くじゅう花公園キャンピングリゾート花と星)

【宮崎県】国見ヶ丘

展望所から眺める山々と星空のコラボレーション

国見ヶ丘

日本神話ゆかりの地としても知られる宮崎県・高千穂町の「国見ヶ丘」。標高513mの位置にあり、雲海の名所としても知られているスポットです。丘からは町が一望でき、阿蘇や祖母の山々を見渡せます。広い展望所では、山々と星空のコラボレーションを楽しめます。

秋の終わりから冬にかけての早朝には星空とともに雲海が見られることもあるのだそう。街灯が少ないので、足元に気をつけて散策してくださいね。

■国見ヶ丘
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
散策自由
なし
無料
九州中央自動車道山都通潤橋ICより50分
あり(無料)
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(画像提供:ピクスタ)

【鹿児島県】屋久島

たくさんの星空スポットが存在する島

屋久島
(画像提供:ピクスタ)

本土最南端・鹿児島県佐多岬の南南西約60km海上に位置する「屋久島」。

島内には「春田浜海岸」や「千尋の滝展望所」、「平内海中温泉」など、星空を観賞できるスポットがたくさんあります。雨が多いとされる屋久島ですが、晴れた日の日暮れ以降であれば、季節を問わず星空を楽しめるのだとか。

(画像提供:屋久島観光協会)
ウミガメの産卵期間である5月~9月は海岸への立入禁止(画像提供:屋久島観光協会)

夜間はバスの運行がなく、暗い道は鹿など野生の動物が飛び出してくる可能性もあるので注意しましょう。

※屋久島では色々な場所でウミガメの産卵が確認されており、5月~9月の産卵期間は夜の海岸への立入は遠慮しておきましょう。ルールを遵守しましょう

■屋久島
鹿児島県屋久島町安房
散策自由
なし
無料
安房港よりタクシーで5分
あり(無料)
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【沖縄県】西桟橋

キレイな星空と海の音に癒されながらまったり過ごせる

西桟橋

沖縄県・竹富島の西端に位置する「西桟橋」。まっすぐに伸びた桟橋から美しいサンセットが望めると評判のスポットで、2005年に国の有形文化財に登録されました。

(画像提供:竹富町役場)

桟橋の周辺は街灯が少なく、星空を見るにはぴったりの場所!ゆったりとした時間の流れの中で、海の音を聞きながら夜空を眺める時間はきっと、日常の疲れを忘れさせてくれるはず。

夜は暗いため、懐中電灯など足元を照らす道具を持参しましょう。

■西桟橋
沖縄県八重山郡竹富町竹富207
散策自由
なし
無料
竹富東港旅客待合所より徒歩20分
なし
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(画像提供:竹富町役場)

【沖縄県】小浜島

贅沢な星空散歩で流れ星に出会える

小浜島

周囲約17kmのコンパクトな「小浜島」。島中どこからでも、キレイな星空を眺めることができるので「大岳」や海岸など自然の中で空を見上げたり、ホテルでゆっくりと過ごしながら観賞したり、サイクリングをしたりと思い思いの過ごし方が見つかります。夏の夜は満天の星に天の川が見え、さらに流れ星が流れることもあるそうです。

無数の輝く星たちを見ながら、贅沢な夜の星空散歩を満喫してください。

■小浜島
沖縄県八重山郡竹富町字小浜
散策自由
なし
無料
石垣港離島ターミナルより高速船で25分
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(画像提供:竹富町役場)

【沖縄県】波照間島

日本最南端の島でキラキラと輝く南十字星

(画像提供:竹富町役場)

日本最南端の有人島である「波照間島」。島の周りには人工的な灯りが極めて少ないため、“南十字星を好条件で観測できる島”として知られています。天体観測の障害となるジェット気流の影響が少なく大気が安定しているので、星がはっきりと見えるのもポイント!

12月~6月は天候条件がよければ、全天88星座のうち最も小さい南十字星を眺められ、雲がなければ天の川や流れ星を見られる可能性もあります。無数の星が散りばめられた満天の星を堪能してください。

■波照間島
沖縄県八重山郡竹富町
散策自由
なし
無料
石垣港離島ターミナルより高速船で1時間/南ぬ島石垣空港より飛行機で30分※運行会社、運行日は公式ホームページで確認
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(画像提供:竹富町役場)

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