道北プラン(旭川・中富良野・美瑛・南富良野・占冠)
1日目
旭川空港
↓ 車21分
旭川市旭山動物園
↓ 車36分
美 瑛
↓ 車29分
ファーム富田
↓ 車58分
旭川市内(JR旭川駅付近)
↓ 徒歩6分
大雪地ビール館
2日目
旭川市内(JR旭川駅付近)
↓ 車2時間27分
どんころ野外学校(新得町サホロ湖駐車場)
↓ 車45分
ペンション イング・トマム
3日目
ペンション イング・トマム
↓ 車7分
星野リゾート 雲海テラス
↓ 車1時間11分
とかち帯広空港
道北プラン1日目
【旭川市旭山動物園】大人も楽しめる日本最北の動物園
旭川を訪れた際、必ず立ち寄ってもらいたいのが「旭川市旭山動物園」。
動物本来の生態や行動を見られる「行動展示」で一躍有名になった動物園です。

そのシンボルともいえるのが、あざらし館にあるマリンウェイ。
円柱水槽の中をゴマフアザラシが行き来する姿は、とってもキュート。いつまでも見ていられます。

屋内に深さ約3mのプールがある「かば館」。
水中で泳ぐカバの様子を、あらゆる角度から観察可。
ほかにも、ダチョウやイボイノシシも一緒に過ごしており、屋内放飼場を走る迫力ある姿も見られます。

さらには、高さ3.5mの吊橋などでくつろぐレッサーパンダ、カピバラとジェフロイクモザルが共生する様子(夏期開園のみ展示)、巨大プールにダイブするホッキョクグマなども。
子どもだけでなく、大人も十分に楽しめる、見ごたえのある動物園です。
また、1年半ぶりに「ととりの村」がリニューアルオープン。
新たに潜望鏡が設けられ、水中を泳ぎ・潜る水鳥たちを見ることができるようになりました。
夏期開園のみの展示なので、お見逃しなく!

北海道旭川市東旭川町倉沼
【夏期開園】(~H30年10月15日)9時30分~17時15分(最終入園16時)(H30年10月16日~11月3日)9時30~16時30分(最終入園16時)【冬期開園】(H30年11月11日~H31年4月7日)10時30分~15時30分(最終入園15時)
H30年11月4日~11月10日、12月30日~H31年1月1日
[入場料]【大人】820円(中学生以下無料)
500台(無料)※その他 有料駐車場あり(1回1台500円)
「旭川市旭山動物園」の詳細はこちら
【美瑛観光】ドライブしながら北海道らしい景色を堪能
動物園の後は、次の目的地へ向かいながら、美瑛観光はいかがですか。

1976年、観光たばこ「セブンスター」のパッケージに採用されたことから、この名が付きました。
この周囲は「パッチワークの路」と呼ばれ、グリーンシーズンは農作物による色とりどりの風景を見ることができます。

さらに南東へ進むと「白金青い池」に到着。
水面が青く見える不思議な池で、立ち枯れたカラマツが幻想的な雰囲気を醸し出しています。
風の有無や太陽の位置で印象ががらりと変わるのもおもしろいです。
【ファーム富田】100種類以上の花々をめでる

ファーム富田は、春から秋にかけて園内11箇所の畑・ガーデンで100種以上の花を楽しめる農園です。

見どころは、日本最大級を誇るラベンダー畑。
7月中旬ごろが見ごろです。
ただし、この季節を逃しても、グリーンハウス(温室)でラベンダーを栽培しています。
一年中ラベンダーを鑑賞できるのが嬉しいですね。

ウエルカムハウスである「花人の舎(はなびとのいえ)」には、同ファームの創設者である富田忠雄氏の歴史を紹介する「富田忠雄記念室」や、ラベンダーの香りを比較体験できる「香りの体験室」などを併設。

1階にある「ショップ マリー」には、ラベンダーを使用したさまざまなオリジナルグッズも販売しています。

おすすめは、「ラベンダーソープ」。
100時間、釜炊きされた石鹸に、ラベンダーオイル、ラベンダー粉末を配合したナチュラルソープ。
合成着色料や合成香料、パラベン、エデト酸塩は一切含んでいません。
ラベンダーの香りに癒されると、購入する人が多い商品です。
ほかにも、ソフトクリームといったスイーツなどもあり、見て、香って、味わってラベンダーを楽しめます。
【大雪地ビール館】北海道の食材と地ビールでディナー
夕食はこちらのお店へ。

旭川市内や近郊など、北海道の食材を取り入れたメニューが揃うレストラン。
ホワイトとブラウンを基調とした落ち着いた店内で、スペースも広く、ゆったりくつろぎながら食事を楽しめます。

おすすめは、「生ラムジンギスカン」。
このほかにも、月に1~2回、不定期で入荷する「旭川産ラム肉の盛り合わせ(2160円)」もあり。
今年の夏から本格出荷が始まる旭川ブランド羊肉で、国産の羊肉が市場に出るのはとても希少。
運よく出会えたら、ぜひ味わってみてください。


ほかにも、「北海道産ソーセージ盛り合わせ」や「オニオンブロッサム」もおすすめ。
これらの料理によく合うのが、同店オリジナル地ビール。

フルーティーな味わいが魅力の「ケラ・ピルカ」。

厳選モルト100%で仕上げた、キレのある「大雪ピルスナー」。

濃く、深い味わいが特徴の高アルコール黒ビール「黒岳」。
地ビールは、グラス(約350ml)のほか、レディースグラス(約250ml・400円)も用意。
いろいろ味わいたい人にうってつけです。
北海道旭川市宮下通11丁目1604-1
11時30分~22時(L.O.21時30分)
無休(年末年始のみ休館)※団体予約で貸切の場合あり
あり(17時までは60分間無料、17時以降は利用時間帯に限り無料)
「大雪地ビール館」の詳細はこちら
道北プラン2日目
【どんころ野外学校】カヌーで湖散策を楽しむ
道北の旅2日目は、少し足を伸ばして、自然と触れ合う体験を。
「どんころ野外学校」では、さまざまなアクティビティを通じて、森、川、山に囲まれた南富良野の魅力を案内してくれます。

グリーンシーズンに体験してもらいたいのは「カヌー」。

緑豊かな夏から紅葉の秋にかけては、静かなロケーションが魅力の「サホロ湖」をカナディアンカヌーで散策。

パドルを持って湖に漕ぎ出しましょう。
天気のいい日は、カヌーの上でお昼寝。
何も遮るものがない、広々とした青空に心がほぐれるはずです。

湖上散策を楽しんだ後は、対岸に上陸して淹れたてのコーヒーでほっと一息。
ひと汗流した後のコーヒーは格別です。
参加の際は、電話(0167-53-2171)にて事前予約を。
(※ネット予約等は現在行っていません)
北海道空知郡南富良野町落合1074(カヌー集合・解散場所、北海道上川郡新得町字新内西2線160-1 新得町サホロ湖駐車場)
8時~18時(のんびりカヌーは9時30分集合、11時30分解散、14時集合/16時解散の一日2回)
無休
【のんびりカヌー】(大人)4500円(こども 2歳~小学生)3500円
あり(無料)
「NPO法人 どんころ野外学校」の詳細はこちら
【ペンション イング・トマム】野生動物がやって来る森の隠れ家
翌日の雲海鑑賞に備えて、占冠村で宿泊。
アットホームなもてなしが評判の「ペンション イング・トマム」がおすすめです。

大自然に囲まれた隠れ家的な宿で、客室やレストランからリスやエゾシカ、イイズナなど、森に棲む野生動物の姿を見られるそう。

客室は全11室で、ツインベッドルームは「森に棲む」をテーマにした、木のぬくもりが伝わる可愛らしい設え。

館内に温泉もあり、のんびりと旅の疲れを癒すこともできます。

また、同ペンションのオーナーシェフは、現在、北海道に24名のみの「AAOマイスター」に認定。
「AAOマイスター」とは、安全・安心のエゾシカ肉料理を調理するスペシャリストで、同ペンションは夕食にエゾシカ肉のハンバーグを提供。
高タンパク、低脂肪、さらに牛肉の30倍の鉄分を含むエゾシカ肉は、女性にぜひ食べてもらいたい食材です。
北海道勇払郡占冠村字上トマム
[チェックイン]15時、チェックアウト10時
[1名1泊料金(夕食・朝食付)]9500円(税・サ込)※夕食のみの場合は8500円(税・サ込)
あり(無料)
「ペンション イング・トマム」の詳細はこちら
じゃらんnet掲載ページはこちら
道北プラン3日目
【星野リゾート トマム 雲海テラス】幻想的な雲海を見に行こう
最終日は、トマム山の標高1088mにある「雲海テラス」へ。

ゴンドラで片道13分の空中散歩を楽しんだ後、複数の展望スポットがある「雲海テラス」に到着します。
ここで雲海に出会える確率は40%。
雲海が発生する条件として、「無風」「快晴」がありますが、実は天気が悪いときや、これから悪くなるといったときもチャンス。
「星野リゾート トマム」の公式サイトに、雲海予報が毎日アップされているのでチェックをお忘れなく。
また、雲海テラスに2018年9月、新たな展望スポットが誕生する予定です。

一つは「Cloud Bed(クラウドベッド)」。
雲をかたちづくる「雲粒」をイメージした大小さまざまなクッションを連ねたもの。
弾力のあるふわふわした素材で、寄りかかったり、座ったりすると、まるで雲の上にいるような心地で雲海を楽しめます。

もう一つは「Cloud Bar(クラウドバー)」。
高さ3m、長さ13mのバーカウンターで、そこに座ると山々の風景の中に浮かんでいるかのよう。
開放感あふれる絶景が眼前に広がります。
北海道勇払郡占冠村中トマム
雲海テラス 5時~7時(上りゴンドラ最終乗車)8時(下りゴンドラ最終乗車)※時期により営業時間が異なる
期間中無休(営業期間~2018年10月15日)※天候や気象条件によりゴンドラが運休する場合あり
【大人】1900円【小学生】1200円【ペット】500円(いずれもサービス料込)
あり(無料)
「星野リゾート トマム 雲海テラス」の詳細はこちら
宮本 育
札幌在住のフリーライター。仕事柄、さまざまな土地を訪ねることが多いですが、プライベートでも時間があると、ふらりと出かけてぶらぶらするのが好き。夢は、「路線バスで行く、日本海・酒めぐりの旅」。