2016年8月11日から施行予定の、新しい祝日“山の日”。
山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝することを目的として制定されたのだとか。山と言えばまず思い浮かぶのは日本一高い山、富士山。
言わずと知れた人気の登山スポットで、今年も多くの登山者でにぎわっています。そこで今回は、富士登山と、付近で人気の富士山ビュースポットをご紹介します。
一度は日本一の山「富士山」に登ってみたい!
言わずと知れた日本一の高さと知名度を誇る富士山。2013年には世界文化遺産として登録され、富士登山は近年ますますブームとなっています。
山頂と平地の気温差は約20度もあるのだとか。急な落雷など天候も急変しやすいため、しっかりと装備を整えて楽しみたいものです。
美しい富士山を望む最高のスポット「山中湖」
三日月湖・臥牛湖とも呼ばれる、富士五湖の1つ。湖面標高は982mで日本大三位です。波が少なく静かな湖面に映る富士山は“逆さ富士”と呼ばれ、まるで鏡に映したかのよう。逆さ富士を見るのは、早朝や夕暮れ時がねらい目のようです。
また、山中湖北岸にある長池親水公園では、雄大な富士山の全景を鑑賞できます。休憩所や駐車場も完備しているので、サイクリングやドライブの途中に行ってみてはいかが?
富士山の伏流水を水源とする湧水池「忍野八海」
富士北麓に位置する忍野村にある「忍野八海」。富士山の伏流水を水源とする8つの湧水池で、富士山が噴火する以前の大昔は湖の底だったとか。現在、国の天然記念物に指定されています。
「鏡池」や「菖蒲池」など沼地化したところもありますが、最も水量の多い「湧池」はそこが見えるほどの透明度があります。カルシウムやミネラルが豊富で、売店では湧水を使ったおいしい蕎麦や豆腐なども販売されています。
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登山するもよし、山中湖から眺めるもよし、湧水を見るのもよし。いくつもの楽しみ方ができるのは、雄大な富士山ならでは。山の恵みに感謝して、たっぷり富士山を満喫しよう。
※この記事は2015年8月時点での情報です
伊藤 瑞稀
時刻表とにらめっこしながら、青春18きっぷで電車を乗り継いで行く旅行が大好き。出産後はもっぱら車で子連れ温泉旅行が主ですが、またいつか列車旅をするのが夢。最近は、自炊滞在型のマイペースな旅行も好み。