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2020.07.04

2020年注目の「乗りたい列車」ベスト3!話題のN700Sなど鉄道カメラマンが厳選

2020年は暗い話題も多いですが、鉄道会社からは今年期待の列車が続々とデビューしています。そこで、鉄道カメラマン・久保田敦さんに2020年に乗ってみたい、注目の列車を選んで頂きました。どれも、最先端の技術やサービスが詰まった列車ばかり。おでかけの参考にしてみてくださいね。

記事配信:じゃらんニュース

第1位 N700S系のぞみ(JR)

鉄道カメラマンが選ぶ「乗りたい列車」

東海道新幹線で7月から運行開始された新型新幹線N700S系は、13年ぶりに投入されるフルモデルチェンジ車。形式名につけられたSは「Supremeシュープリーム」の略で、最高位とか最大級という意味があり、この車両に対するJR東海の自信のほどがうかがえます。

鉄道カメラマンが選ぶ「乗りたい列車」

外観は鉄道好きでも見分けが難しいほど従来のN700系シリーズに似ていますが、ヘッドライトの形や運転席わきの青のライン、側面のエンブレムなどで判別できます。

車内の座席には全席にコンセントが設置されたのをはじめ、座面も同時に動くリクライニングシートなど、よりくつろげる仕様に進化。また、特大荷物スペースが新たに設置され、大きなスーツケースなどを持ち込んだ時には便利です。

セキュリティー対策も取られており、各車両に4か所の防犯カメラを設置。早く乗ってみたい車両のひとつです。

第2位 サフィール踊り子(伊豆急)

鉄道カメラマンが選ぶ「乗りたい列車」

サフィール踊り子は都心から伊豆急行線の伊豆急下田駅へ向かう特急で2020年3月のダイヤ改正から走り始めました。名前のサフィールとは、フランス語で宝石のサファイヤを意味しており、伊豆の青い海と空をイメージしているとのこと。

鉄道カメラマンが選ぶ「乗りたい列車」

8両編成の外観は日差しを受けると輝く青色がベースで、屋根に回り込むように作られた窓が特徴的!天井の窓から伊豆の明るい陽光が差し込む車内はすべてグリーン車となっており、中でも1号車はJR東日本初のプレミアムグリーン車としてより上質の旅が楽しめます。

プレミアムグリーン車は独立したシートが1+1列に配置され広々とした車内となっています。さらにグリーン個室なども備えられ、グループ旅行にも最適。4号車には開放的なカフェテリアがあり、車内でしか食べることのできないヌードルメニューを海を見ながら楽しめます。

第3位 ひのとり(近鉄)

鉄道カメラマンが選ぶ「乗りたい列車」

2020年春のダイヤ改正で登場した新しい特急で、近鉄名古屋と大阪難波の間を1日6往復しています。
※2020年7月1日時点、平日は1日10往復、土・休日は1日11往復に増便中

何といっても特徴的なのは外観の深い赤色で、非常に上品な雰囲気を醸し出しています。流線型が特徴的な先頭車は、一段高い場所に窓ガラスがあり目立つ存在。その両先頭車の車内はプレミアムシートとなっており、ハイデッキに1+2の3列座席が並び、本革の電動シートが備えられています。座席の前後の距離も130cmと広々としていて快適♪

レギュラーシートの座席にも高さ調整付きのフットレストがあり、リクライニングしても後ろの乗客に影響がないようにバックシェルが備わっています。また、カフェスポットが2か所あり、挽きたてのコーヒーやお菓子類を買うことができます。

名古屋~大阪の移動は新幹線のイメージが強いですが、新型の近鉄特急を利用して新幹線よりお得に快適に移動するのもアリです。

鉄道カメラマン 久保田敦さん

鉄道カメラマン 久保田敦さん
1977年長野県生まれ。趣味が高じ、全国をめぐり四季折々の鉄道風景を探し求めるライフスタイルに。鉄道雑誌のほか本誌をはじめとする旅行雑誌、広告など幅広く活動。

※この記事は2020年7月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性がありますので、事前に公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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