お出かけ時に持ち歩くアイテム
小銭

キャッシュレスな時代だからこそ、少し意識しておきたい現金のこと。
停電などでカードが使えず、お釣りも出ない状況を想定すると、現金(小銭)が必要になります。災害発生時には公衆電話を無料で使用することができますが、電話をかけるには硬貨またはテレホンカードが必要で、通話後に返却されるしくみです。(※アナログ公衆電話の場合。デジタル公衆電話の場合は、硬貨やテレホンカードは不要です)
携帯電話がつながりづらい場合でも、公衆電話は通常の電話よりも繋がりやすいため、もしものときは活用できるかもしれません。
モバイルバッテリー


持ち歩き用は、クレジットカードとほぼ同じ大きさで重量約180gのコンパクトなモバイルバッテリーにしています。iPhoneなら2回以上フル充電可能。
これさえあれば家にいてもコンセントの位置に縛られることなく、充電しつつ歩きながら通話することもできて本当に便利です。
携帯トイレ

とても軽いので防災ポーチに一枚入れておくだけで安心です。袋になっているので、ゴミ袋代わりにも使えます。
大阪北部地震でもエレベーターの閉じ込めが発生しました。万が一、電車やエレベーターから出られないようなことが起こったとき、自分を助けるアイテムになるはず。
防臭袋・ゴミ袋


こちらも軽くてかさばらず、用途がいろいろあるので防災ポーチに入れています。
ゴミ袋はレジャーシートがわりに敷いたり、荷物の雨カバーやレインコートのような使い方もできますね!
衛生セット

手指消毒のアルコールスプレーやマスクなどは常に持ち歩くようになりました。避難所における感染症対策も問われるようになっている今、自分自身でも必要な物を考えておきたいですね。
絆創膏は普段から何枚か持ち歩いていて、靴ずれしそうな時にとても役立ちます!災害時に電車がとまって徒歩で帰宅することになったとしても、絆創膏があれば心強いですね。
連絡先一覧表

もしスマホが見られない状況になったとき、大切な人の連絡先はわかりますか?大切な人と離れているときに何かあったら、誰に連絡を取りたいか具体的に想像して書き出しておくのがおすすめです。親や兄弟、友人だけでなく、職場関係やマンションの管理会社など…。
私は写真用紙にプリントアウトして、100円ショップのカードケースに入れています。カードケースだと丈夫で防水にもなりますし、家族の写真を一緒に入れておくのもいいですね。
まとめ
わが家の備えや工夫についてご紹介しました。ぜひ、取り入れられそうなことから、少しずつはじめてみてください。
防災は楽しくないイメージがありますが、重く考える必要もありません。役立つものや正しい知識の備えは、もしもの時大きな心の支えになってくれるはずです。平穏な暮らしの中にさりげなく防災が寄り添う安心の家づくり、わが家も続けていきたいと思います。
●今回、防災グッズについて教えてくれたのは
Misaさん
地震ITSUMO講座認定講師。整理収納アドバイザーの資格も持つ。
「シンプルにすっきり暮らす」をメインに考えていたが、大阪北部地震を経験したことをきっかけに暮らしと防災をセットで考えるようになる。どんな「モノ」や「知識」を備えておけば安心なのか?「シンプルな防災を暮らしの中に」をテーマに今の暮らしに合う防災のモノ選びや、気持ちの上での備えをInstagramで発信している。
Instagramアカウント→@kurashi_bosai
※この記事は2020年7月時点での情報です。
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じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。