2020.09.05
東北と言えば良質な温泉が豊富なエリア。そして、海の幸、山の幸に恵まれた食の宝庫でもありますね。そこで今回は、食事がおいしい温泉宿を、じゃらんnetに寄せられたクチコミをもとに厳選してご紹介します!
どこもクチコミで絶賛され、一度訪れた人がもう一度行きたい!と願う宿ばかり。じゃらんnetに寄せられたクチコミと、宿のおすすめポイントを旅のプロが解説します。ぜひ、東北旅の参考にしてみてください!
※この記事は2020年5月18日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
おとぎの宿 米屋【福島県須賀川市】
ようこそ“美味しい”おとぎの世界へ。
その名の通りおとぎの世界に迷い込んだような非日常の時間を過ごせる宿だが、夕食もとても変わった趣向でゲストを魅了している。
人気の「おとぎ会席」は、おとぎ話のストーリーを料理で表現、コース仕立てにしたもの。スタッフが一皿ごとに解説するというスタイルで、最初は戸惑っていたゲストもあっという間に引き込まれてしまうとか。四季で替わる献立目当てのリピーターが多いのも納得できる。加えて無農薬・有機栽培の野菜や天然の食材を使用。体に優しい料理なのも嬉しい。
クチコミ
●シンデレラをモチーフにした秋会席は見た目も彩り豊かで、あなご寿司が私の一押しでした。(30代男性/2019年9月)
●お料理はお野菜たっぷりで丁寧な盛り付け。そして味もそれぞれの食材に合わせた味付けでとても美味しく頂きました。(50代女性/2018年11月)
旅のプロが教えるスゴイポイント(とがみ淳志さん)
童話やおとぎ話になぞらえた会席って、男子には照れくさい…。と思いきや、最初だけ。しっかりハマっているのは、実はメンズの方が多そう。
旅のプロが教えるスゴイポイント(小林しのぶさん)
おとぎ話から飛び出たような料理の数々は、色彩も盛り付けも食べるのが惜しいほど!桃太郎が、花咲か爺が、皿の上で物語を紡ぎSNS映え間違いなし!
[TEL]0248-62-7200
[住所]福島県須賀川市岩渕字笠木168-2
[アクセス]【電車】JR須賀川駅よりタクシーで12分【車】東北道須賀川ICより7分
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源泉かけ流しと手づくり料理を楽しむ湯宿 湯田川温泉九兵衛旅館【山形県鶴岡市】
旬の地元食材で一点勝負!
山形県庄内の山海の幸でもてなされるが、驚かされるのがのその料理プランのバリエーション。注目なのは、季節の基本プラン以外に一つの食材に特化したものが5つもあること。昼食プランもある名物の筍尽くし「孟宗の膳」ほか岩牡蠣、寒鱈、鮟鱇、ずわいがにと多彩。ぜひ一食材を極めてほしい。
クチコミ
●お料理は、地のものへのこだわりが感じられ、遠く足をのばして訪れ、味わうにふさわしいおいしさでした。料理の説明、接客も丁寧で、楽しめました。季節を変えて、また訪れたいお宿です。(30代女性/2018年7月)
旅のプロが教えるスゴイポイント(山田祐子さん)
5月限定の名物料理「筍( 孟宗/もうそう)の膳」は一度食べたら忘れられない味。色白でみずみずしく柔らかい!春以外も庄内と日本海の食が堪能できます。
[TEL]0235-35-2777
[住所]山形県鶴岡市湯田川乙19
[アクセス]【電車】JR鶴岡駅よりタクシーで20分【車】山形道鶴岡ICより15分
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朝夕個室料亭で〈森の晩餐〉をいただく美食宿 時音の宿湯主一條【宮城県白石市】
大正ロマンが薫る個室料亭の晩餐。
夕食は「宮城の名工」の称号を持つ佐藤秀夫料理長による会席料理「森の晩餐」。職人技のみならず、季節ごとに収穫される素材の素晴らしさが伝わる料理をいただくのは「個室料亭匠庵(しょうあん)」だ。2016年国登録有形文化財に指定された木造本館にあり、大正ロマンを感じる空間で口福の時間を楽しめる。
クチコミ
●個室料亭はその昔、宿泊棟として使っていたとても趣のある食事処で、出て来るお料理も大満足!お酒が進みすぎます。初めからグラスにおいしい水が用意されていたのですが、それがチェイサー代わりとなり日本酒が益々美味しかったです。(50代女性/2020年2月)
旅のプロが教えるスゴイポイント(石井宏子さん)
タイムスリップしたような伝統建築で味わう夕食は、純和風の料理とモダンな洋皿がリズムよく登場する。日本酒もワインも合う華やかな美食です。
[TEL]0224-26-2151
[住所]宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-48
[アクセス]【電車】JR白石蔵王駅またはJR白石駅よりタクシーで15分、または仙台空港より車で1時間【車】東北道白石ICより15分
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田町武家屋敷ホテル【秋田県仙北市】
秋田の郷土料理にぐいぐい地酒が進む。
角館の武家の町並みにたたずむ蔵造りの宿の食事処は、併設したレストラン「樅(もみ)の木亭」。いただく夕食は、自然豊かな秋田県の郷土料理を中心とした創作和食コース。稲庭うどんなどの定番や地元の銘柄肉を使った料理が次々と食卓に。美酒で知られる秋田の地酒も充実、ついつい杯が進んでしまう。
クチコミ
●夕食を隣の棟で頂くが、手がこんでいて美味しい料理、且つお腹に優しく、量も適当で非常に楽しめました。(60代男性/2018年9月)
旅のプロが教えるスゴイポイント(小林しのぶさん)
八幡平ポークや稲庭うどんなど秋田に行ったら食べたい!と思う食材や料理が次々登場。食事処は照明も凝って割烹料理店のように雰囲気抜群。秋田の銘酒もずらり!
[TEL]0187-52-1700
[住所]秋田県仙北市角館町田町下丁23
[アクセス]【電車】JR角館駅より徒歩15分【車】秋田道大曲ICより30分
【山人-yamado-】温泉と森の滋味を愉しむ大人の隠れ宿【岩手県西和賀町】
草食派も肉食派も満足できます!
宿名に込めたのは、山の魅力でもてなしたいという想い。料理では、岩手で馴染みの深い食材に加え、自家農園「山人ファーム」で育てた宿専用のこだわり食材も使用。地鶏やジビエなども組み合わせた創作料理でもてなしてくれる。野菜と肉、両方の滋味が詰まった献立で、“山の旨み”を堪能したい。
クチコミ
●野菜ってこんなにおいしかったんだ、鶏ってこんなにおいしかったんだと、普段食べている食材が(もちろん、ここでしか食べられない素材もたくさんあります)こんなにおいしい料理になることに毎回感動します。(30代男性/2020年1月)
●食事は野菜から山菜まで食材を生かした料理を始め、お肉も充分すぎるくらいで、お酒の種類もあり大変満足出来る食事でした。(50代女性/2019年9月)
旅のプロが教えるスゴイポイント(石井宏子さん)
料理のセンスが抜群。自社農園のこだわり野菜のバーニャカウダはオリジナルソースの隠し味に感激。迫力ある肉料理にテンション上がること間違いなし!
[TEL]0197-82-2222
[住所]岩手県和賀郡西和賀町湯川52-71-10
[アクセス]【電車】JRほっとゆだ駅よりタクシーで10分【車】秋田道湯田ICより13分
「【山人-yamado-】温泉と森の滋味を愉しむ大人の隠れ宿」の詳細はこちら
安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬【岩手県八幡平市】
アサイチから笑顔が弾ける朝食ビュッフェ。
朝食会場に入った瞬間、老若男女を問わずゲストは満面の笑みに。地元八幡平の豊洋卵の厚焼き玉子、宿の裏の「彩冬農園」から届く朝どれ野菜…。“郷土の大地で育ったものを使って、郷土の水でこしらえる”手作りメニューが、ビュッフェスタイルで好きなだけ。どれも美味しそうで迷ってしまう。
クチコミ
●朝食はとっても豪華!!いろいろ食べましたが印象深かったのはご近所ふうせつ花さんのお豆腐、岩手県産のいくらに新鮮な卵、甘酒と山葡萄のスムージー、松茸のおかゆ、ほかほか温野菜、自家製ヨーグルトなどなど…いっぱい盛ってしまったと思ったのに美味しすぎておかわりしました。笑(20代女性/2019年8月)
●朝ごはんにこの時期になると登場する朝採れ野菜が凄く美味しいです!最近は焼鮭に温野菜用のタルタルソースをかけて洋風にしていただくのにもハマってます!!(30代女性/2019年7月)
旅のプロが教えるスゴイポイント(小久保敦郎さん)
炭火焼きたんぽや熱々のきのこ鍋、特製厚焼き玉子…。こだわり抜いた田舎料理を朝から、しかもビュッフェで好きなだけ食べられる幸せがここに。
[TEL]0195-72-5344
[住所]岩手県八幡平市赤坂田254-9
[アクセス]【電車】JR赤坂田駅より無料送迎あり(要予約)【車】東北道西根ICより25分
「安比八幡平の食の宿 四季館 彩冬」の詳細はこちら
旅のスペシャリスト
フード&風土ジャーナリスト 小林 しのぶ
駅弁、世界中の郷土料理を長年食べ歩く。毎年旅館・ホテルには100泊以上宿泊。雑誌、ウエブ等に食関係の記事を連載中、テレビ出演も多い。フードアナリスト評議委員も務める。
AllAbout旅館ガイド 山田 祐子
年間宿泊数は100泊以上。ホテリエやキャリアコンサルタントを経て、現在は全国の地域や宿の支援、取材調査を行っている。温泉ソムリエ、唎酒師の資格を持つ。
温泉ビューティ研究家・旅行作家 石井 宏子
年200日を国内外の旅で費やす。温泉、自然環境、食事など旅を通じて美しくなる“ビューティツーリズム”を提唱。著書に『感動の温泉宿100』(文藝春秋)他。
旅行ライター 小久保 敦郎
旅先での感動と美味なる出逢いを求めて全国津々浦々へ。素朴な肴と地酒が好物で、割烹着姿の女将がいれば一層ゴキゲンに。関東・東北じゃらんにて「産地ごはんの旅」連載中。
日本旅のペンクラブ理事 とがみ 淳志
旅、食の分野で活動するライター。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートとSAKEDIPLOMAの資格を持つ。三菱食品運営のwebメディア「たのしいお酒jp」で執筆中。
※クチコミコメントは個人の感想によるものです。
※クチコミ全文は「じゃらんnet」をご確認ください。
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じゃらん編集部
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