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2020.11.06

【九州】一度は入っておきたい“名湯”の日帰り温泉22選!極上泉質や歴史ある湯も<2020>

九州には、全国的にも有名な大分県の「別府温泉」をはじめ様々な温泉地が充実しています。今回はそんな名湯揃いの九州で、歴史ある温泉から泉質抜群の温泉まで、「一度は入っておきたい一湯」を厳選してご紹介します!

全て日帰り入浴可能なので、お気に入りの温泉を見つけておでかけしたり、温泉旅行で湯巡りするのもおすすめ。温泉ライターが語る読んで良し、浸かって良しの名湯で、身も心も癒される温泉タイムを満喫してみてくださいね♪

※この記事は2020年9月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

創業○○年、遺産級名湯!

武雄温泉 殿様湯【佐賀県武雄市】

贅沢入浴タイムはいかが♪殿様専用の豪華貸切風呂。

武雄温泉 殿様湯
殿様湯は源泉100%かけ流し。肌触りがよく、美肌の湯とも言われる
武雄温泉 殿様湯
高い天井には湯気がこもらないよう湯気抜きが。昔の人の知恵を感じる
武雄温泉 殿様湯
浴場と休憩室をつなぐ廊下、完全プライベートな時間が過ごせる
武雄温泉 殿様湯
シンボルの楼門。東京駅を設計した辰野金吾博士の設計で大正4(1915)年完成

江戸時代中期に領主の鍋島氏の専用風呂として造られた、豪華な総大理石のお風呂。4畳半と3畳の控室もあり、カップルや家族でゆったりくつろげる。かのシーボルトもこの湯に入った記録が残るのだとか!

\温泉ライターが語る!「武雄温泉 殿様湯」が遺産級なワケ/
竜宮城を連想させるカラフルな朱塗りの楼門で知られる武雄温泉。敷地内には、大衆浴場、貸切湯、昔の浴場を見学できる新館などが点在し、まるで温泉パラダイス♪中でもちょっと変わった入浴体験ができるのが「殿様湯」。その名のとおり、鍋島藩武雄領主のお殿様専用として造られた浴場で、白黒ツートーンがモダンな総大理石のお風呂や、旅館の和室のような休憩室をナント貸切で利用できる。クネクネ廊下や階段が狭いのは、くせ者が一気に襲来できないようにということから、当時に思いを馳せて殿様気分で温泉を満喫してみてはいかがですか。

[シャンプー・リンス]〇
[ボディソープ・石鹸]〇
[ドライヤー]〇
[フェイスタオル]&[バスタオル]貸300円

■武雄温泉 殿様湯
[TEL]0954-23-2001
[住所]佐賀県武雄市武雄町武雄7425
[営業時間]【貸切湯】16時~21時(最終受付20時)、土日祝13時~22時(最終受付21時)、【大浴場元湯】6時30分~24時(最終受付23時)
[定休日]なし
[料金]【殿様湯】1時間3300円(土日祝3800円)、【大浴場元湯】大人450円、3歳~小学生220円
[アクセス]長崎道武雄北方ICより10分
[駐車場]100台
「武雄温泉 殿様湯」のクチコミ・周辺情報はこちら

竹瓦温泉【大分県別府市】

タイムスリップ気分で入浴♪歴史溢れるシンボル的温泉。

竹瓦温泉
脱衣所から階段を下りる半地下の浴室。明るい光が差し込み開放的
竹瓦温泉
広くて開放的なロビー。湯上りにくつろげる場所があるのは嬉しい
竹瓦温泉
アンティークな時計や照明など、昭和のイメージが残る
竹瓦温泉
みんなが集う公衆浴場とは思えないほどの貫禄。写真映えもバッチリ

別府で一度は訪れたい名湯。浴槽と洗い場だけのシンプルな普通浴のほか、浴衣を着て横たわる名物の砂湯も大人気。砂湯は、砂かけさんが温泉で温めた砂を優しくかけてくれて、汗がドッと出てきて、湯上りは気分爽快に♪

\温泉ライターが語る!「竹瓦温泉」が遺産級なワケ/
これは重要文化財か?それともお寺か?そう思ってしまうほど堂々たる風格で、こんな大きな温泉見たことない!明治12(1879)年創設、当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場で、その後改装されたものが瓦葺きだったため、竹瓦温泉と呼ばれるようになったと伝わっている。現在の建物は、昭和13(1938)年に建設された豪華な唐破風(からはふ)造りの屋根を持つもので、別府のシンボル的温泉として親しまれている。そして普通浴300円と良心的プライスなのも嬉しい。昔ながらのスタイルの浴場で熱々の温泉を堪能し、湯上りはロビーでボーッとくつろげば、まるでタイムスリップしたかのよう!

[シャンプー・リンス]50円
[ボディソープ・石鹸]50円
[ドライヤー]7分100円
[フェイスタオル]350円
[バスタオル]×

■竹瓦温泉
[TEL]0977-23-1585
[住所]大分県別府市元町16-23
[営業時間]6時30分~22時30分 ※砂湯は8時~21時30分(最終受付)
[定休日]【普通浴】12月の第3水、【砂湯】第3水(祝日の場合翌日)
[料金]【普通浴】中学生以上300円、小学生100円、【砂湯】1500円
[アクセス]東九州道別府ICより15分
[駐車場]なし
「竹瓦温泉」の詳細はこちら
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山鹿温泉 元湯 さくら湯【熊本県山鹿市】

江戸時代の面影そのまま、九州最大級の木造温泉。

山鹿温泉 元湯 さくら湯
広々として開放的な大浴場。広告看板が昔の雰囲気をイメージさせる
山鹿温泉 元湯 さくら湯
梁や柱がむき出しになった歴史溢れる浴室。柔らかな浴感のぬる湯を楽しんで
山鹿温泉 元湯 さくら湯
まるで江戸時代?九州最大級の貫禄ある木造建築温泉にビックリ!
山鹿温泉 元湯 さくら湯
2階の資料室では歴史を絵図や写真とともに解説。美しい山鹿灯籠の展示も
山鹿温泉 元湯 さくら湯
殿様の御前湯として造られた「龍の湯」。当時も結構オシャレだったのね
山鹿温泉 元湯 さくら湯
「龍の湯」から見上げると、龍の天井画が!湯船につかって眺めてみたい… ※見学のみ

木材と大理石が使われたしっとりした雰囲気で、迫力ある吹き抜け空間の開放的な大浴場。トロンとまろやかな温泉を、源泉100%かけ流しで満喫できる。山鹿温泉の特徴である、約39℃のぬる湯なので、長湯してじっくり温まりたい。トロトロの肌触りで美人の湯とも呼ばれ、女性に大人気。

\温泉ライターが語る!「山鹿温泉 元湯 さくら湯」が遺産級なワケ/
国道325号沿いで、ドドーンと存在感を示す「さくら湯」は、市民や観光客に親しまれる山鹿のシンボル。その歴史は約380年を誇り、江戸時代の藩主や役人が参勤交代の際に休憩や宿泊に利用した「御茶屋(おちゃや)」から始まる。その後何度かの改修を重ね、平成24(2012)年に江戸期の建築様式を色濃く残す歴史的空間が復活、唐破風(からはふ)のある南北の玄関や、十字にクロスした独特の屋根の形など可能な限り再現している。また入浴を楽しむだけでなく、殿様のために造られた大理石の豪華な「龍の湯」の見学や、さくら湯の歴史を知ることができる資料室も必見。山鹿に行ったならぜひ訪れたい。

[シャンプー・リンス]100円
[ボディソープ・石鹸]50円~
[ドライヤー]〇
[フェイスタオル]100円~
[バスタオル]500円

■山鹿温泉 元湯 さくら湯
[TEL]0968-43-3326
[住所]熊本県山鹿市山鹿1-1
[営業時間]6時~24時(最終受付23時30分)
[定休日]第3水(祝日の場合は翌日)
[料金]大人350円、3歳~小学生150円
[アクセス]九州道菊水ICより15分
[駐車場]温泉プラザ山鹿駐車場利用(入浴者は2時間無料)
「山鹿温泉 元湯 さくら湯」の詳細はこちら
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小地獄温泉館【長崎県雲仙市】

気分はあ~極楽♪地獄から湧く神秘の白湯。

小地獄温泉館
白濁した湯は弱酸性の単純硫黄泉で、美白パワーも期待できるとか
小地獄温泉館
温泉館の裏手の地獄で、1日440tの豊富な温泉が湧き出る。見学は不可
小地獄温泉館
昔ながらのスタイルの番台。湯せんぺいなどのお土産もここで買えるよ

「雲仙温泉 青雲荘」の外湯で、宿からは徒歩5分ほど。自然の中に溶け込む木造の建物で、秘湯の雰囲気がただよう。お土産が買える売店や、休憩所もあるので、観光途中の立ち寄り湯にぴったり。

\温泉ライターが語る!「小地獄温泉館」が遺産級なワケ/
江戸時代中期の1731年に湯治場として開かれ、かの吉田松陰も訪れたという記録が残る名湯。その後大正8(1919)年に共同浴場として開館、平成5(1993)年に今の形となり、レトロな建物や雰囲気が旅気分を盛り上げる。なんといっても魅力は、温泉館の裏にある地獄から源泉がブクブク湧き出す、熱い、真っ白な新鮮な温泉。専用パイプで、冷ましながら浴槽まで運ばれ、源泉100%かけ流しで堪能できる。雲仙イチ白いと評判の湯で、地球の息吹を感じよう♪

[シャンプー・リンス]〇
[ボディソープ・石鹸]〇
[ドライヤー]〇
[フェイスタオル]120円
[バスタオル]×

■小地獄温泉館
[TEL]0957-73-3273
[住所]長崎県雲仙市小浜町雲仙500-1
[営業時間]10時~19時
[定休日]なし
[料金]大人460円、4歳~小学生230円
[アクセス]長崎道諫早ICより1時間
[駐車場]30台
「小地獄温泉館」の詳細はこちら

塩浸温泉 龍馬公園【鹿児島県霧島市】

幕末ファンならずとも、一度は浸ってみたい名湯。

塩浸温泉 龍馬公園
泉質は炭酸水素塩泉で、鉄分を多く含み、切り傷などに効果があるそう
塩浸温泉 龍馬公園
山間の川沿いに建つ、とても静かな環境にある温泉「龍馬とお龍の湯」
塩浸温泉 龍馬公園
等身大の2人の銅像がお待ちかね♪一緒に記念撮影はいかが?
塩浸温泉 龍馬公園
龍馬を身近に感じる、資料館「この世の外」(200円)

男湯は「龍馬の湯」、女湯は「お龍の湯」で、濁りとわずかな鉄臭がするのが特徴の湯が楽しめる。浴槽のふちにはボコボコと付着物が見られ、成分豊かな温泉であることがうかがえる。

\温泉ライターが語る!「塩浸温泉 龍馬公園」が遺産級なワケ/
あの坂本龍馬とお龍がハネムーンで霧島を訪れ、その際、最も長く逗留した場所と伝わる塩浸温泉。自然あふれる渓流沿いにあり、入浴施設のほか、縁結びの足湯、散策道など龍馬にちなんだスポットが整備されている。龍馬資料館は小さいながらも、龍馬直筆の手紙の複製(スゴイ達筆!)が展示されて、見応えたっぷり。温泉には「塩浸の湯」と名付けられた源泉が引かれ、龍馬ファンならずともぜひ入ってほしい良質の湯が堪能できる。

[シャンプー・リンス]&[ボディソープ・石鹸]100円
[ドライヤー]〇
[フェイスタオル]200円
[バスタオル]×

■塩浸温泉 龍馬公園
[TEL]0995-76-0007
[住所]鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
[営業時間]9時~18時(最終受付17時30分)
[定休日]月(祝日の場合は翌日)
[料金]中学生以上380円、小学生150円
[アクセス]九州道溝辺鹿児島空港ICより15分
[駐車場]25台
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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