今回は、神社が多いことでも知られる埼玉県内の神社・お寺・お宮のおすすめ12選をご紹介します!
場所、行き方、境内の見どころのほか、お守りやおみくじ、御朱印などの情報も。また、周辺のスポットやグルメなどの観光情報もご紹介しているので、お参りと合わせて楽しんでくださいね。初詣にもぴったりです♪
【秩父市】三峯神社


奥秩父の秩父多摩甲斐国立公園内、標高約1100mに鎮座する「三峯神社」。イザナギノミコト、イザナミノミコトをおまつりし、様々なご利益があります。中でも仕事運や勝負運などに関するご利益が特に強いといわれており、経営者や芸能人なども多く参拝しているそうですよ。

広い境内には、拝殿や御神木以外にも、珍しい形の三ツ鳥居、奥秩父の絶景が望める遥拝(ようはい)殿など見どころがたくさん。
周辺はハイキングコースとしても人気です。近くには秩父湖、荒川渓谷などの自然スポットが満載で、週末や紅葉シーズンには多くの人が訪れます。
高い山の上なので、冬には積雪も。自家用車で訪れる場合は冬用の装備が必要ですので、初詣の際にはご注意を。
0494-55-0241
埼玉県秩父市三峰298-1
9時~17時(社務所の営業時間。境内は日の出~日没)
なし
【バス】西武秩父線 西武秩父駅より西武観光バス三峯神社行きで1時間15分、三峯神社停留所より徒歩すぐ【車】関越道花園ICより皆野寄居有料道路経由で2時間
あり(普通車520円、変動あり)
「三峯神社」の詳細はこちら
【秩父市】秩父神社(ちちぶじんじゃ)

秩父市の中心部に広がる柞乃杜(ハハソノモリ)に鎮座する、秩父地方の総社「秩父神社」。創建は2100年以上の歴史を誇り、ご社殿は埼玉県の重要文化財に指定されています。
例年、12月3日を中心に開催される「秩父夜祭」は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭りと並ぶ日本三大曳山(ひきやま)祭ともいわれ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。


「つなぎの龍」や「子宝・子育ての虎」など、個性豊かな彫刻群が施された、極彩色の御社殿も見ものです。
大晦日から元旦にかけては夜を徹して参拝が可能。1月2日と3日には例年、初神楽の奉納を予定しているそう。お正月限定の熊手や破魔矢、絵馬などもいただけますよ。
西武秩父駅にほど近いのも便利。「秩父夜祭」をテーマとした「秩父まつり会館」や駅併設の立ち寄り温泉「祭の湯」など、周辺には観光施設も充実しています。
【長瀞町】寳登山神社(ほどさんじんじゃ)


宝登山の自然豊かな環境の中に鎮座する「寳登山(ほどさん)神社」。火災盗難よけ、諸難よけの神様として知られ、年間100万人余りの参拝者が訪れます。

奥宮のある宝登山山頂からは、条件が揃えば雲海が見られることも!神社本殿から徒歩で1時間ほどかかりますが、宝登山ロープウェイで山頂まで行くこともできますよ。

多種多様なお守りや、季節ごとにデザインが変わる御朱印帳「長瀞の四季」などの授与品も人気。1月1日~30日の間は「新年開運祈願祭」が行われ、特別授与品「福守」(初穂料2000円)もいただけますよ。
周辺には、川下りやハイキングなど大自然が舞台のアクティビティもたくさんあり、季節を通じて多くの人が観光に訪れるエリアです。
0494-66-0084
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
参拝自由 ※社務所・神札所等の開所時間は季節により異なる(HPを要確認)
なし
【電車】秩父鉄道秩父本線 長瀞駅より徒歩15分【車】関越道花園ICより20分
あり (無料)
「寳登山神社」の詳細はこちら
【秩父市】聖神社(ひじりじんじゃ)

日本最初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」ゆかりの神社ということから「銭神様」とも呼ばれる「聖神社」。
お金儲けの縁起の神様として地元の人達に親しまれ、仕事運や宝くじ祈願など多くの人達が参拝に訪れています。

神社の近くにはかつて銅が採掘されたという露天掘跡があり、遺跡近くには高さ5mもの「和同開珎」のモニュメントもあります。
このモニュメントの脇にある小川はかつて「銅洗堀(どうせんぼり)」と呼ばれ、ここでお金(貨幣)を洗ってから聖神社のお賽銭にするとご利益がある、というウワサもあるそうですよ。

聖神社では、金色の金運守、宝くじケースなどの金運財布や「和同開珎」のレプリカなど多彩な授与品が受けられます。
【さいたま市】武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)


2400年以上の歴史をもつといわれる「武蔵一宮氷川神社」。「大いなる宮居」と称えられ、大宮の地名の由来ともなったそうです。
中山道から南北に2km伸びる参道はケヤキ並木になっており、大宮の名物の一つとして知られています。

三の鳥居から楼門の間にある神橋は、撮影スポットとしても人気ですよ。
新年のお札やお守りは11月30日から授与が始まっています。最新情報は神社ホームページを確認してみてくださいね。
徒歩1分の場所には「大宮公園」がありますが、こちらはもともと神社の境内だったそうです。桜の名所として知られ、お花見の時期には大勢の人で賑わいます。園内には小動物園もありますよ。
【川越市】川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)

約1500年前に創建された「川越氷川神社」。素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)夫妻をはじめとする、合わせて五柱のご家族の神々をおまつりしていることから、夫婦円満、家庭円満、縁結びの神様として知られています。

広い境内には、願い事を書いた絵馬がびっしり掛けられた「絵馬トンネル」のほか、22の摂社・末社があり、見どころ満載です。


また、釣り竿で釣り上げる「鯛みくじ」というおみくじも話題。赤は「一年安鯛」、ピンクは「あい鯛」だそう。
1日20体限定の「縁結び玉」や、小さなお守りとそれを縫い付ける赤い糸がセットになった「縫いつけまもり」など、縁結びのお守りも種類豊富でユニークなものが多く、話題を集めています。
散策や食べ歩きが楽しめる「小江戸」川越の街歩きがてら、立ち寄ってみるのもおすすめですよ。
【川越市】川越大師 喜多院(かわごえだいしきたいん)

「川越大師」の別名で知られる、天台宗のお寺「喜多院」。厄除、家内安全、社運隆昌、そして1000年前から伝わる「疫病退散」のご利益があるお大師さまです。

1200年近くの歴史を持ち、境内の建物の多くが重要文化財に指定されています。江戸時代の3代将軍徳川家光や春日局ゆかりの建造物など、徳川家とゆかりの深い寺としても知られています。
また、538体の石仏群が境内に並んだ「五百羅漢」は日本三大羅漢の一つに数えられ、見応え十分。初詣はもちろん、だるま市、節分会、桜まつりなど例年は季節の催しも多く開催され、多くの人で賑わいます。
“小江戸”川越の街歩きと合わせて、江戸の香りを存分に感じられる場所ですよ。
049-222-0859
埼玉県川越市小仙波町1-20-1
9時~16時
なし
【電車】東武東上線川越駅よりイーグルバス、小江戸巡回バスなどで10分、喜多院より徒歩2分 【車】関越道川越ICより20分
100台(1回500円)※9時~16時 4月2日(水)~4日(金)は拝観休
「川越大師 喜多院」の詳細はこちら
【川越市】川越熊野神社(かわごえくまのじんじゃ)

「川越熊野神社」は、1590年に紀州、今の和歌山県にある「熊野本宮大社」から分祀された開運・縁結びの神社です。

御社紋は、熊野大神のお使いである「八咫烏(やたがらす)」。この八咫烏は、サッカー日本代表のシンボルマークに用いられていることでも有名です。
小石が敷き詰められた参道を裸足で歩くことで足裏のつぼを刺激し健康へのご利益を願う「足踏み健康ロード」や、運試し輪投げ(加祐稲荷神社)など、楽しい開運スポットもあり、近年は人気アニメの聖地としても多くの人が訪れています。

神社では、日本サッカー協会(JFA)公認の「勝守」や、八咫烏が描かれた小さな絵馬がモチーフの「縁結びストラップ」、おみくじをひいた後、お守りとして持ち帰ることのできる「金・黒八咫烏御守みくじ」などの授与品も受けられますよ。

お正月の初詣では、巫女による簡単な祈願が受けられる巫女破魔矢、巫女熊手、巫女みくじが人気だそう。こちらは1月1日(水)~1月4日(土)の期間のみ受けられます。
また、1月1日(水)~1月3日(金)は参拝記念の回転くじを実施予定。大当たりが出ると神社の記念品、または境内の露店の商品(玉こんにゃく、フランクフルトなど)の中から1つ選ぶことができます。
049-225-4975
埼玉県川越市連雀町17-1
9時30分~17時(土日祝は9時~)
なし
【電車】西武新宿線 本川越駅より徒歩6分【車】関越道川越ICより12分
なし
「川越熊野神社」の詳細はこちら
【宮代町】五社神社(ごしゃじんじゃ)

350年前の文禄・慶長期に創建された「五社神社」。熊野三社、白山、山王の五社を一棟ごと等間隔に合わせまつっているところから「五社神社」と呼ばれています。
神職さんは常駐していませんが、参拝は自由です。

安土桃山時代に建てられた本殿は県の文化財に指定されており、優れた彫刻など建築様式としても貴重な建物です。
こちらでは2月14日の夜に行われる『みかん投げ』の行事も有名。厄年にあたる人達が奉納したみかんを境内に集まった人達に投げ、そのみかんを食べれば健康でいられると伝えられています。
隣駅には「東武動物公園」があり、首都圏からもアクセスしやすい立地ですよ。
【日高市】高麗神社(こまじんじゃ)

高麗(こま)とは、かつて朝鮮半島から中国大陸にかけてを領有した大国「高句麗」のこと。「高麗神社」は、約1300年前に武蔵国高麗郡の開拓を指揮した高句麗の王族、高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)をおまつりする神社です。
現在も、若光の末裔が宮司さんを務めているそうで、60代続くことから子孫繁栄のご利益があるといわれています。また、6名の政治家が参拝後に内閣総理大臣に就任しており、出世や事業繁栄などの仕事運向上をお願いする参拝客も多いそうですよ。

境内では、一風変わった将軍標といわれるものも見られます。これは朝鮮語でチャンスンといい、朝鮮の風習で村の境界に魔除けとして建っているものだそう。
また境内に隣接して、国指定重要文化財である高麗家住宅も見学できます(1月中の見学は不可)。茅葺き屋根の住宅は約400年前に建てられたと伝わり、春には住宅とシダレザクラの風情を楽しむ人々で賑わいます。
初詣は、大晦日の23時から祈願受付開始。授与所は三が日の間も、朝早くから夜遅くまで開所しています。
近隣には「巾着田」や「高麗川遊歩道」などもあり、四季の自然を楽しめる地域です。また、車で10分ほどの場所には、北欧がテーマの「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」もありますよ。
042-989-1403
埼玉県日高市新堀833
参拝自由 【祈願受付・社務所】8時30分~17時(三が日は異なる)
なし
【電車】JR川越線 高麗川駅より徒歩20分(タクシー常駐)【車】圏央道狭山・日高ICより20分
あり
「高麗神社」の詳細はこちら
【熊谷市】妻沼聖天山歓喜院(めぬましょうてんざんかんきいん)


「妻沼聖天山歓喜院」は日本三大聖天の一つとして知られ、特に縁結びのご利益で知られています。
国宝の御本殿「聖天堂」は日光東照宮を彷彿とさせる装飾建築が特徴的で、「埼玉日光」とも呼ばれているそうです。原則として毎日拝観でき、さらに10時~15時の間は、1時間おきにボランティアによるガイドを行っていることがあります(要事前確認)。
御本殿以外にも、国登録有形文化財「仁王門」や国指定重要文化財「貴惣門」など、見どころたっぷりの境内です。

御本殿が描かれたお守りや、かわいらしい絵柄のえんむすび守も受けられます。

お正月は、「新年特別朱印」も授与。御本殿が描かれた御朱印帳も受けられます。受付は9時~16時の予定だそうですが、詳しくはホームページで要確認。また、お正月期間中も国宝本殿の拝観はできます。
すぐ近くには「道の駅 めぬま」があり、熊谷うどんや妻沼特産麦とろ御膳などが食べられます。また、春から秋にかけては併設する「めぬまアグリパーク」で約400種2000株のバラも楽しめますよ。
048-588-1644
埼玉県熊谷市妻沼1511
拝観受付【平日】10時~15時【土・日・祝】9時30分~16時
なし
【拝観料】大人700円、中学生以下無料(保護者同伴)
【電車】JR熊谷駅より朝日バスで30分※妻沼聖天前下車徒歩すぐ【車】北関東自動車道太田桐生ICより40分、関越自動車道東松山ICより40分
300台(無料)
「妻沼聖天山歓喜院」の詳細はこちら
【坂戸市】五千頭の龍が昇る聖天宮

「五千頭の龍が昇る聖天宮」は、台湾・中国の宗教である道教のお宮。道教は、中国の歴史と同じぐらい古くからの宗教です。
ご本尊は最高神「三清道祖」、三尊がゆえ、商売、健康、良縁、学業、病気、厄除、開運などご利益は多岐に及びます。
ご自由に参拝することができ、常時いる説明員が作法などをガイドしてくれます。参拝する際は、本場台湾の長い線香を使いますが、これはお願いを細やかにするためだそうです。また台湾のユニークなおみくじもできます。

お宮は、台湾の一流の宮大工を呼び寄せ、15年掛けて建設。“五千頭の龍”の装飾や彫刻は見事です。


お守りは、生まれ年から算出する“九星”の色に基づき、色、性別、ご利益などの組み合わせによって250種の中から最適なものを受けられます。台湾のおみくじもありますよ。
川越にも近い場所なので、川越観光と一緒に訪れるのにもおすすめです。
049-281-1161
埼玉県坂戸市塚越51-1
10時~16時
なし
【バス】東武東上線 若葉駅東口より東武バスで5分、戸宮交差点前停留所より徒歩3分 【車】関越道鶴ヶ島IC・坂戸ICより10分、圏央道坂戸ICより5分
あり
「五千頭の龍が昇る聖天宮」の詳細はこちら
まとめ
街歩きと合わせて気軽に立ち寄れるところから、森の中に佇む神秘的なところまで、多彩な神社・仏閣・お宮がありましたね。埼玉が誇るパワースポットの数々、ぜひいろいろなところへ足を運んでお参りしてみてはいかがでしょうか?
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事はじゃらん編集部が2025年3月7日に更新しました。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。